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12月26日 ジャパンラグビートップリーグ2009-2010 ホンダーNEC [ラグビー]

 この日は瑞穂参戦。トヨタ絡みでは無いのだが、昇格チームホンダの戦いぶりに興味があり、生で見たくこの日の参戦。NECの予想外の今期の不振ぶりで、この時期のこのカードが残留を賭けた戦いとなった。

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ジャパンラグビートップリーグ2009-2010 第12節 @名古屋市瑞穂ラグビー場 観衆1265人

ホンダヒート 17-27 NECグリーンロケッツ

残念ながら、この結果でホンダの13位以下が確定し、来期のトップリーグからの自動降格は決まってしまった。もちろん私もつい最近、”降格”を経験したので、チーム・選手やファンは悔しいだろうと思うし、心中は察する。だが、勝ち星には恵まれなかったものの、初昇格のチームが、自分達の持ち味を生かし、果敢に強豪チームに向かっていく姿は気持ちよかった。今回の経験を生かし、また来期以降頑張ってもらいたい。

試合はFWの強さを生かしたNECがボールを上手にコントロールしながら、ラトゥ、サウカウあたりのインパクトプレーヤーが突破を図り、そこに守備が集まる所で外にボールを散らしてホンダを揺さぶったNECが早い段階で4トライを奪い、ゲームでは終始主導権を握った。怪我人が多く、得点力に乏しかったNECがこれだけ先に点を取ったのは少々意外だったが、元々は地力のあるチーム、今期は怪我人続出が全てなシーズンだった・・・。

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一方後手に回ったホンダだがあくまで、自慢のバックスで勝機を見出そうとしていたのはよく分かった。地元凱旋の木村、強くしなやかなランニングで脅威を与えた山田、中央からヒットを恐れず突き進むアリシと魅惑的なバックスを揃えていたが、この日は早い段階の失点とFWの力関係で、NECの守備網はかなりバックスのランニングを警戒し、なかなか穴が開かなかった。もう少しホンダも早い球出しでパスを回し、これでもかこれでもかと両翼に持たせるのも面白かったかなぁとは思ったが。

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試合が終わり、ホンダの降格は決まったのだが、そこに悲壮感とか残酷なコントラストは見られなかった。むしろ清清しさを感じた。まさに今期の”ホンダのチャレンジ”が終わったというべきか。もう1試合リーグ戦は残されている。最後まで”ホンダ”らしく戦って欲しい。個人的にはホンダのゲームは失点は多いが、あくまで得点を狙う、まぁ派手な試合は嫌いじゃない。リーグはチームの数があれば、試合の考え方・やり方もそれと同じ数が存在する。似たようなチームが幾つもいらない。”チームのアイデンティティを各チームが明確に表現することでリーグは盛り上がるのだと思っている。もちろん優勝するためには、その近道や王道みたいなものは存在するのかもしれない。でも・・・大抵優勝争いするチームの結果=楽しさは成立しないんだよねぇ・・・、堅い試合ばかりで・・・。私は個人的には面白いものを見たいと思っている。 だからお前は緩いんだよ! と言われればそれまでだし、それは甘んじて受け入れる。


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