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2012.4.7J1第5節 グランパスーサガン [グランパス]

 ACLの中国遠征では”美しいサッカー”がところどころに見られ、ここからは結果も内容も上昇気流に乗るのかなぁ・・・、でもしばらくは我慢かなぁ・・・。今日はジョシュがいない中でどうやるのかなぁ・・・。

”どんな内容でも勝ち点は3!” 唯一の得点シーン。あそこだけは、1対1の個の能力の差が出てしまった。サガンとしては悔やみきれないもったいないシーン。逆にグランパスは・・・、「金持ちが、見つからないように万引きでもしたかのようなゴール」でした。もちろんあの場面でさっと攻守が切り替わったところで、抜け目無く最後にマークを外した永井は、試合通じての前線での体を張った働きといい褒められるべきです。今日のレフリーさんは、試合全般で、よほど肉弾戦がお好きみたいで、寒い中試合を見に来たファンをヒートさせるように気を使ってくれたと思いたいです。でも、個人的にはこういう試合、嫌いではありません。サッカーはひ弱な虚弱体質の輩には出来ないスポーツだということです。

今日に関してはグランパスが、どう?と言うより、かつての韓国のファンタジスタ、ユン・ジョンファン指揮官率いる、サガン鳥栖のハードワークと、徹底された規律、諦めない・折れない心に感心しました。はっきり言って、ずらりと並ぶ知らない名前の選手が、ここまで体を張り、よく走り、まったく臆せずグランパスに立ち向かい、終了の笛が鳴るまで”戦い続けた”のは驚きでした。逆に言えば、お金が無くとも、ここまでのチームを作ることも十分可能だと言うことです。逆に残念なのは、もう少し”高性能の武器”があれば・・・。でも、勝利、優勝、残留・・・結果も重要ですが、こういうハートを感じさせる戦いなら、十分ファンも応援し甲斐があると言うものです。ちょっと鳥栖のサポがうらやましく見えました。貧乏クラブや、弱小クラブにはいいお手本です。

12.04.07 グランパスーサガン1.jpg

後半、終始攻勢に出ながらも、決して”玉砕”シフトではない。美しく並んだ4-4-2の包囲網。それに最後まで衰えないハードワークで圧倒的にこぼれ球を拾い攻撃に転じグランパスを追い込んだ。あとはこれに”超弾道ミサイル”や”高性能爆撃機”があれば。最新鋭ではなくとも・・・。でも本当によくやっている。そしてユン・ジョンファン、いい仕事してます。 「弱いチームは鍛えなければいけない」 当たり前の理屈ですが、これを徹底して、選手に実践させることは、実はなかなか難しい。現役時代のプレーのイメージとはずいぶん違いますが、これは真理です。逆にグランパスは”赤い団子作戦”に新たに石櫃も加え、より強固に・・・、とはならず、何度か決定的ピンチを作られるも楢崎の神セーブに救われました。まだまだ赤い団子にも改良の余地あり。

グランパスからすると間違いなく”薄氷の勝利”です。でも勝ち点はMAX3。逆にサガンはこれだけやっても勝ち点0。今の立ち位置はこれが現実ですがサガンには「頑張れ」とエールを送らずにはいられない。そんな試合でした。・・・って、これだけ出来れば普通に残留できると思いますが。

12.04.07 グランパスーサガン2.jpg 

フェンスの高さが足りず、4つ目のTOSUは出せなかった・・・が、Vリーグなら、”オーバータイム=フォアヒット”になってしまい反則なので注意です(笑)。でもなんかインパクト大。ピカピカの一年生はベタですな。


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