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2012.6.10TSL第5節 FC刈谷ー藤枝市役所 [FC刈谷]

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怪我でエースを欠いた我が軍。セットプレーで先制はしたものの、序盤は思い切りに欠け低調な内容だったが、スタメン復帰を果たしたベテランDFが守備に安定をもたらしたおかげで、最低限の折り返し。後半、相手のオウンゴールで2点目が入ると、ようやく狙っていること、選手に期待したいことが随所に現れて、終わってみれば、無失点の5得点で大勝。

「いやいや、やれば出来るんですよ。後は、最初からしっかり腹をくくって思い切りプレーをやりきること」 

試合当初はどちらだった不安だ。だからって消極策? いやいやポテンシャルはあるんだから。そして主導権争いで先手を取れれば、負けないし、何より”自分たちが気持ちに余裕を持って戦える”。

前半は攻撃では低調ながらも、西原が入った最終ラインは、不思議と安心して見ていられた。1,2度連携の合わず、ピンチになりかけるシーンもあったのだが、総じて役目がはっきりしていた様に思う。攻撃はなかなか中央にボールを納められず、単発のサイド攻撃が多く、攻撃に厚みがなかなか出来なかった。大石不在で、誰がシュートを打っていくのか、興味を持って見ていたが、それ以前になかなかPAに攻め入ることができない前半だった。

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後半、藤枝のOGがあり、幸運な追加点が入ったことで、そこから終始刈谷ペースとなった。だがOGは誰もゴール前にいないにもかかわらず、無理に上げたクロスに相手DFが見事に?合わせたもの。向こうの自滅となったのだが、なんにせよ心に余裕が出来たことで、その後の展開がよくなった。できれば自分たちの力で最初からペースを奪ってほしいところだが・・・。鈴木、松葉のゴールは積極的ないいゴールだったし、”出来る”ポテンシャルを十分感じさせた。”スター”阿部も相変わらず、交代出場の短い時間でもチャンスがめぐってくるし、今日は得点も決めた。

ならば・・・、「最初から、もっと、もっと!」 相手の出方をうかがって、消極的になり、出鼻をくじかれ、主導権を渡さないよう、最初から全開で戦って欲しい。トータルでは、それほどいい試合ではないが、結果も含め、切り替わるにはいいきっかけになる試合だった。


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2012.6.3TSL第4節 中京大学FCーFC刈谷 [FC刈谷]

 先週の手痛い敗戦で、早くも崖っぷちに近づきつつある我が軍。過ぎたことを嘆いていても仕方ない。ライバルとの直接対決までは、勝ち点を落とさないようにするしかない。今日の相手は学生さん。

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「勝敗では申し分ない結果。でも・・・、中身はそんなに先週と変わらない」 違うのはセットプレーで先制、PKで加点、前半終了間際に遠目からの征矢のゴールで加点と、取るべき時に取って、常に優位にゲームが運べたこと。だが点差が開いても、戦いぶりは一緒。せっかくの余裕ある展開が生かせず、どこかチグハグで特に後半はドタバタ。試合通じて中京が組織としてはほぼ機能せず、攻撃は前線の縦の突破のみ。守備も運動量や球際は激しくも、全てに個で戦っていた印象。ややラフプレーも多いのだが、そこにわざわざパスを繋いで攻め入るのもどうなのか? また自陣でのパス回しも、勝っていて相手がプレッシャーに来ないなら、もっとゆっくりしながら前線が動くのを待てばいいものを、何故か急いで短く動かし、逆にミスからピンチを招いてしまったり・・・。そして先週同様GKとDFの連携が悪く、どこかぎこちない。点差に関わらず、チームとしての狙いがあってのあの試合運びならいいのだが、とても勝っているチームの戦いには見えなかった。後半など本当に「いたずらに時間が過ぎた」感じだった。交代選手もせっかく張り切って試合に入っても、なかなか周囲がそれを生かせずで、これでは途中に入った選手もアピールにならない。

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救いはエースのハットトリック。だがせっかくの大石のシュート意識の高さは、裏を返せば、「誰も打ちたくねぇなら、俺が打っとくか」 に見えてしまう。そして今日の得点は組織で崩したというより、大石のポジショニングの良さが光ったものばかりだった。逆に大石が欠けてしまったら、ゾッとする・・・・。

今日は学生の稚拙な部分に救われた感じ。それでも勝ち点3が得られ、守備も一応無失点。流れが変わる事を期待したい。でも、それは運任せではいけない。


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2012.5.26TSL第3節 FC刈谷ー矢崎バレンテ [FC刈谷]

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ファイトしてない訳ではないし、走っていない訳でもない。でも・・・全てに個がチグハグな戦い。なんとなく原因は分かるのだろうが、いざ具体的に修正となると、意外に難しい。ってか今日の試合は、完全放置状態。なんか袋小路に入ったような戦いぶり。組織力には定評ある矢崎相手に終始後手を踏む展開で手痛い敗戦。今日唯一いい動きを見せていた初スタメン松田のゴールで追いついた時は、ムードが変わるかと思ったが、その後の自陣でのDFラインのパスミスからボールを奪われてのいただけない失点で台無し。これではせっかくのゴールも含め健闘していた松田がまるで報われない。ただ、こんな展開でも得点するチャンスはあったのだが、結果良ければ全て良しとならないのは今の状態。ちょっとこのところ低落傾向・・・。

基本的にしっかり守ってカウンター狙いの矢崎に対し、自陣から短いパスを繋ごうとする我が軍の攻撃。DFラインとGKの連携が悪い中、カウンターからの相手の2列目の飛び出しに対し、まるでケアできない守備陣。DFラインも問題だが、何度も迎えるピンチを最終ラインだけで処理するにも無理がある。今日に関して言うなら、チームがバラバラで連携もあったもんじゃない。個だけで戦おうとして、組織で攻守をする矢崎相手の術中に嵌った。

なぜ何度もサイド突破をしてチャンスを演出している松田にボールを集めない? 効果的なプレーなら、相手が修正してくるまで、どんどん突けばいいじゃない? 矢崎は守備的といっても、それほどドン引きでもなかったぞ。ならばショートパスばかりでなく、ロングボールを使って常に敵陣で展開できるようにすればいいんじゃい? 失点は自陣でのミスから・・・。意外にシンプルで手数をかけない、ただ縦に早い攻撃は結構効果的だったと思うが、そんなにボールを大事にして攻めたいか? 相手の全体の様子は見れないか? 自分たちの目先の事ばかりで。

今日の試合に関しては昨日のチームよりは、まだ人は動いていただけマシだったが、おおよそ「チームへの献身」とか 周囲に対する「配慮」や「犠牲」には欠けていた試合だった。メインスタンドなんてため息ばかりだったぞ。「チームで戦う」ということをもっと考えるべきだ。些細な部分の修正や気の持ちようで大きく変えれることもある。今日は大いに凹んで、また明日から次節に向けて備えて欲しい


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2012.5.20TSL第2節 FC刈谷ーマルヤス工業 [FC刈谷]

 本日はプチ遠征。最近は自分で車を運転するのは通勤ばかりで、久しぶりに(と言ってもそう距離は無いのだが)車で出掛けたが、岡崎から豊川の間の国道沿いって結構賑わってきたんだなぁ・・・。車社会が発達していくとこうなっていくんだなぁ。でも暇で行くとこないから、と車でただブラブラするのもどうなのだろう・・・、んなこた、どうでもいい。

今日の豊川サッカー場は、旧Lリーグのシロキセレーナがかつて活動していた地。シロキに田崎真珠にプリマハム、日興証券・・・、かつてサッカーに理解のあった企業は、先見の明と言うより時代を先取りしすぎたか。苦しい時代を支えてくれた企業は今のなでしこの活躍ぶりに何を思うか・・・。でもこういう理解あった方々の礎があってこその今と思いたい。

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さて試合は・・・と申しますと・・・、うーん・・・、

「勝てる試合を難しくしてしまった」 印象。酷くは無かっただけに落とした感の方が強いが、逆にこの流れも昨年までの流れならマルヤスの勝ちパターン。それを勝ち越しは許さなかっただけマシか。結果的にはGK水谷の神セーブに救われた。得た勝ち点1が生きるのか死ぬのかは、この先次第。

前回対戦よりはマルヤスも積極的に仕掛けてきたとは思うが、結局効果的なのはカウンターの速攻。遅効は手数が多い割にはシュートまで持っていけず手詰まり感一杯。それでも速攻では後方からの攻撃参加に人数を掛けれればやはり怖い。失点はまんまとその速攻からDFが揃いきれない中でPAに攻めあがった日下を倒した微妙なファウルのPKでのもの。判定がどうより、あそこでリスキーなタックルに行った時点で・・・。突破を止めるより、外側に抜けていこうとしていたので、我慢して張り付いてシュートコースを塞ぎに行ったほうがよかった様な。んできっちり日下に決められ、前回同様先制を許した。

攻撃に関しては、ややマルヤスに持たされている感はあったが、それでもトップ下に配した高橋からのパスに北野、松葉が反応しサイドから多々仕掛けるシーンはあったのだが、彼らがゴールに迫りたいところは、うまくマルヤスに守られる。手数がかかればかかるほど、相手のDFも増え、なかなかもどかしい展開。マルヤスは中央を固めつつ、サイドアタッカーをボールは奪えずも、うまくライン際に追いやるDF。ならばもう少し下がり目の選手が後ろから飛び出していきたかったところ。また多く得たCKも今日は不発。そういえば今日は斉藤がいないんだ・・・。同点ゴールはクロスに対し出遅れたGKと大石が競って、こぼれたボールにすばやく反応した大石が落ち着いて押し込んだもの。大石は体が切れていて、上半身の大きな動きのフェイントでポストでも相手のDFを翻弄したが、もう少しゴールに近い位置まで行きたかったところ。エリアでシュートがなかなか打たせてもらえなかった。

後半に松田、福谷、阿部を投入し、より攻撃的に出た刈谷。再三ゴール前には迫るのだが、今度は肝心なシュートが精度を欠いた。ポスト、バーに何度か嫌われたが1本でも決まっていれば・・・。そして、それまで崩すことを意識しすぎて、各人がシュートの意識が足りなかったのが、終盤はようやく積極的になった・・・とはいえやや遅かった・・・。

前回同様、途中交代の阿部が劇的に・・・のお膳立てはあったのだが、ちょっと慌てたのか。形的には悪くなかったが残念。

もったいない試合ではあったが、これがサッカー。内容自体はそんなに悪くは無いが、目標を考えれば、これでは駄目です。特に攻勢の時にカウンターを必要以上に恐れたことで、人数がかけられず、やや単調になってしまったこと。後半ならリスクを承知で攻めきるのも必要だ。まぁ過ぎ去りし試合を嘆いてもしょうがない。次節にしっかり準備してほしい。あと阿部はしっかりシュート練習するように。せっかくチャンスの前髪が目の前を通っているのだから。


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2012.5.6TSL第1節 FC刈谷ーChukyo univ FC&DRAGONGATE 名古屋大会 [FC刈谷]

GW最終日。なのに、カブりまくりの日程。小出しにしてほしいと思えど、世は自分中心に動いている訳ではない。泣く泣く、地元チームの開幕を優先し、豊スタ回避の、夕方は県体のドラゲー参戦を選択。んで、まずはかえる軍のリーグ緒戦。

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開始前は、学生ボランティアがたくさんいたり、刈谷市長が挨拶しにきたり、ちょっと運営も今年は違うか?本気度が。もっともGW最終日もあるのか、ないのか客の入りはいつもと同じくらい。リピーターさんは結構多いんだが・・・。

前半でウェーブスタジアムを後にしたのだが、結局前半のセットプレーの1点を守り、開幕白星スタート。前週に8-0で大勝したとは言え、学生さんも馬鹿ではない。むしろ、その流れにはならないとは思ったが、開始して雨が降り出し、堅さと妙な慎重さがあった刈谷を、厚めに敷いた中盤で自陣やや低めに守備ゾーンを設定し、そこで囲い込んでボールを奪うと、無駄が多かったとは言え、前線は豊富で思い切りのいい飛び出しで、chukyoが果敢に出てきた。前回の反省もあったとはいえ、足りない組織力を、若さを押し出し体力で補ってきた。

刈谷は庄司の出場停止が予想以上に影響が出て、運動量で後手に回り、キープ力は長けるも、雨で濡れだしたピッチ状態で微妙にパスの精度を欠き、学生の運動量の前に前回ほどの圧倒的支配力は無かった。それでも決定機はいくつも作り出したのだが、この日は最後のフィニッシュが決まらずに、これが苦戦する羽目に。ただ、なんだかんだでセットプレーの1発をモノしにし、守備も失点はせずに前半を1-0で折り返し。

後半は、まぁ微妙な判定もあったようだが、結果としては、そのままスコアが動かず勝利。内容?より勝ち点3で終えたことが重要なのだろう。望んだ展開にはならなかっただろうが、一応好スタート。下馬評に有利不利はあれど勝負事は分からない。リーグ戦は勝ち点を積み上げつつ、慢心・安心が出ない程度の課題があった方が、前に進みやすい。次節は1週空いてマルヤス戦。まずは最初の山場です。

大急ぎで移動し、県体へ。DRAGONGATE恒例のGWの名古屋ビッグマッチ。昨年よりやや客の入りは落ちたが、それでもこのご時勢を思えば十分健闘している。ただ今日の4大タイトルマッチのカードは豪華ではあるが、逆にメインディッシュばかりで重過ぎないか心配だったが、CIMA自らのダメ出しのあったメインはともかく、他はなかなか好試合が続いた。結果等は触れませんが、まぁ「勝者はベルトを手にし、敗者もしっかり面子は守られた」と言うべきが。サプライズは、たまにあるからサプライズ。割と今日は堅かった印象です。

今日思ったことを幾つか・・・、

1.ユニット再編で、逆に世代別ですっきり別れた印象だったが、ジミーズがあれだけ支持を集めるとは。Tシャツを買おうと思ったらなんと完売・・・。そして試合は”地味”だから”ジミーズ”なのだが、6人タッグタイトル戦は明らかに”ジミーズワールド”全開で進みました。まぁ、華には欠けども、あれだけ試合を持たせられ、なおかつキャラが立ち、ファイト内容は高値安定の中堅どころがずらりと並べばこれも必然かと。個人的には腕にヒラヒラをつけ大見得を切る、堀口のポーズに大笑い。見せることを、よく知っています。あと神田の下克上エルボーって結構高く飛んでて説得力十分でした。もちろんWORLD1のスピード感も健在。実は運動能力の高いジミーズとはよく噛み合います。この6人タッグは外れ無しでした。

2.今日のベストバウトは

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シングルはごまかしが効きません。しゃべりはグダグダでも素晴らしいムーブのキッド。外人リコシェも十分に持ち味が出ました。リコシェはサイズはそれほどでもないのですが、手足が長く、技が映えます。不自然な乱闘も挟まず、純粋な攻防で両者ともよく技を受け切りました。ドラゲーでは数少ない”タッグに向かない”選手同士で逆にいいタイトル戦になりました。

3.スワンのなんだこりゃ・・・、

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目当ての市川さんが第1試合に登場も、完全に持ってかれました(笑) 白いコスがスワンです。

4.ゲストにセレブが・・・、

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叶姉妹の妹の美香さん。県体にめっちゃ長いリムジンで乗り付けてやってきました。多分・・・ホントのセレブなのでしょう。そして、あの胸元はサイバーの筋肉みたいに書いたものではなく、本物なのでしょう。

5.終了後のCIMAのマイク。試合を見て私が感じていたことを、全てマイクでダメ出し、キビシー!(笑) なんというか・・・うーん・・・、カードにやや不安もありましたが、やっていた選手も感じていたのでしょうか。総じて今日はヒールサイドが低調。サイバー自体はもちろん、セコンドもどこかチグハグな感じで、CIMAもやりにくかったのかも。リングサイドでガヤ芸人ばりに威勢の良かった戸澤とKZYが途中から急に静かに。やっぱり感じたのか。余談だが、タイトル戦の国家吹奏は君が代のみ。と言うことはサイバーは日本人キャラなんだな? まぁ登場当時とは変わって、今ではバリバリ日本語を話す訳だが。(昔のミラノは普通にイタリア人なのに日本語で話していたが) 低調なヒールユニットで唯一、うざさ全開の問題龍が一番持ち味を出しました。一昔前の間抜けなヒール臭全開。会場全体にしっかり嫌悪感を与えた時点で彼のペースなのです。ファイト内容自体はイマイチですが、いいポジションに収まったなと。

最後に途中休憩で気づいたのですが、一番驚いたのは・・・

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私の母校が、今でもここでバレーボール大会をやっていたことでした。(汗) 気分はVリーガー。


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2012.4.30全社愛知予選決勝 FC刈谷ーマルヤス工業 [FC刈谷]

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昨年までなら、「あーあ、やっちまった・・・」で終わる試合であった。でも今年のチームはちょっと違うのか?

「最悪の状況から漫画のような逆転劇!!」 この勝利は、ただの勝利ではなく、これまでの試合のパターン、相性の悪さなど、相手に対するネガティブなイメージを全て払拭できるような結果だ。リーグ戦に向けても勢いのつく勝利。

慎重に試合を運んだ立ち上がり、セットプレーでの守備、必要以上に前に出過ぎず、しっかりボールを回しながら、バランスよく両サイドから攻撃を仕掛け、カウンターに対する用心も出来ていた。毎回、守るマルヤス、攻める刈谷の構図から、必要以上に点を欲しがり、ミスから失点、それもセットプレー、のパターンでやられたことを思えば、及第点の前半。

後半になり、ややマルヤスも高い位置からボールを奪いに来たが、奪っても組織で崩すより、サイドアタッカーの個人突破で縦に急ぐ感じでなかなか決定機を作れず。ただ押し込まれることで、刈谷もファウルが増え、後半の中頃あたりから、徐々に試合が動き、庄司が2枚目の黄紙で退場し数的不利となった。ところが・・・、数的有利のはずのマルヤスだが、自分たちでボールを支配し攻撃が出来ず、前半の守勢の時間が長かったこともあってか、運動量が落ち、ルーズボールへの反応が悪く、むしろ刈谷の方が押し込むようになる。ところが・・・、今日唯一のミスというべき、GKとDFが連携ミスで自陣でボールを奪われ、それを繋がれて失点。はっきり言って大チョンボ。それを見逃さないのは、相性の良さか。こうして「いつもの負けパターン」に陥った残り10分。

刈谷劇場はここから幕開け。数的有利のはずが、全く生かせず、ただの引いた”うんこ守り”になったマルヤスに対し、大石が前線で体を張り、交代出場の松田、福谷に高橋も積極的に前に出てきて、一方的に攻め立て、残り5分CKからのこぼれを斉藤が角度のないところから、豪快に叩き込み同点。さらにロスタイム、交代出場の阿部のポストからサイドに展開し、上がったクロスを、阿部がヘッドでこれまた豪快に突き刺し、漫画のような逆転劇。

「なんか、持っているって、こういう選手のこと?」 大きさやキャラは魅力だが、動きがなんか・・・、ユーモラス(失礼) でも得点シーンはポストプレーをして味方に渡すと、きちんとマークを外しゴール前に侵入し見事なゴール。途中出場を自覚し、前線でボールを追い、懐の深さを生かしたポストといい、短時間でアピール。ちなみに同点弾のCKの直前に登場。つまり彼が出てから2点である。(笑)

いつもの負けパターンを崩したのは、刈谷の引いた相手に臆せず、ゴールに向かって仕掛けたことと、マルヤスが数的有利をまるで生かせず、完全に守りに入ったこと。今までは、そもそもリアクションサッカーのマルヤスに今までの刈谷が単純にはまりに来ただけ。失点のミスはいただけなかったが、今日の戦い方を徹底できれば、むしろカモにすることも出来るはず。それほどマルヤスは自分たちから仕掛けての得点力があるわけではないのだから。

ちなみに「おっ」と思ったのは、負けてる場面でのCK。ここで同点に追いつくのだが、加藤監督は前のことより、CKのクリアからのカウンターに対する守備の指示をピッチ脇からしっかり送っていたこと。結構冷静だなぁと感じた・。0-1のままなら何があるか分からない。とどめさえ刺されなければ、勝負は出来る。逆にCKは偶然のゴールもある。出来うる最大限のケアを忘れないところは地味ながら良かった。いろんな意味で準備は大切だ。

今大会は怪我人が多く、監督もメンバー構成に苦労しただろうが、結果的に多くの選手が出場できて、しかも最良の結果。いい意味での競争原理が働き、まとまりもいい。今年は大きく期待できそうである。

ひとつ注文するなら・・・、「審判ともっと上手に付き合おう」 マルヤスの粗いプレーはいつものこと。そしてうまく審判を味方につける。結構小ズルイこと(たとえばボールの位置を前に出す)をさりげなくやったりする。愚直な我が軍ももう少しそういうことを・・・・、いや、そんなことも力ずくで正々堂々押し切ればいいか。(笑) 

おととい、いらいらの糞試合を見せられたが、昨日・今日は気分のいい試合。こういう日があるから、やめられない。


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2012.4.29全社愛知予選準決勝 FC刈谷ーChukyo univ FC [FC刈谷]

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あまりの暑さと陽射しで、家に帰ったら日焼け後がヒリヒリと痛い。寒いと思っていたら、いつの間にかこんなに気温が上がるようになった。最近の天気はおかし過ぎる・・・。

昨年逃した天皇杯予選の出場権もかかる今日からが、新シーズンの本番と捉えていた。相手も東海1部の同じカテゴリーでここまで順調に上げてきたチーム力がどれほどのものなのか?と楽しみに名古屋港に出向きましたが・・・、

「完勝!」 

思っていた以上に出来が良かった。相手が学生チームでまだ4月ということ組織力が足りない分は差し引かなければいけないだろうが、そこそこに体力、個人技等の能力は備えた相手に大量得点の無失点勝利。試合通じて一方的にゲームを支配し、左右バランスのいい攻撃、コンデションが良かったのか攻守に球際での反応が早く、全てに学生を圧倒。前半で勝負を決めた。後半はもっと相手が破れかぶれの攻撃に来るかと思ったが、その”破れかぶれすらさせなかった”。例年なら、こういう試合での多少のポカもあるはずなのだが、隙も与えなかった。もっとも明日に備え、選手温存の手もあるだろうが、交代枠の関係もあり、怪我を抱える選手の兼ね合いもあったか。だが、松田、福谷、高橋の途中出場選手もアピールの場でもあり、決して気の抜けたところが無かった。今年は層も厚くなり、いい意味での競争原理が働いている。見たい選手が多いというのは楽しくもある。

明日の決勝はマルヤス。毎回力で劣るとは思わないが、なんとなく分が悪いというか、してやられる部分が多い。2試合目も見たが、まぁマルヤスらしい勝ち方。内容では蹴球団の方が断然押していたが、勝負所での集中力と、ちょっとの運を手繰り寄せる力が勝敗を分けた。蹴球団にはもったいない試合だった。

今の力関係なら、だいぶ有利に戦えるはず。ただ、今期の序盤からのように”手堅く慎重に”ゲームに入ってほしい。慌てず騒がず、落ち着いて。武器はたくさんあるのだから。


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2012.4.22全社愛知予選3回戦 FC刈谷ー名古屋SC [FC刈谷]

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本日はあいにくの雨模様。トーナメントは3回戦、でもまだここまではTMの感覚だ。相手には失礼かもしれないが、ここでFC刈谷が躓いているようであれば、JFL復帰など夢物語。ただ悪コンデションと、名古屋SCはクラブチームだけあって、個の技術は鋭さを感じさせるものを持っているだけに、どういう試合運びをするのか気にしてみていた。あと、これ以上怪我人が出ないことも祈りつつ・・・。

結果から言えば、多少攻められるシーンは多かったが、決定機は与えず。そして前半はじっくり運び、先制点を奪う。前半終了で1-0のスコア自体は物足りなく思うかもしれないが、得点しているところに大きな意味がある。後半は攻撃で前に出ざる得ないが、前半張り切ったことで運動量が落ちた相手を、ボールをどんどん動かしながら支配して完全に押し込み、2点目を奪った時点で、健闘していた名古屋SCも折れた。まぁ手堅く、しっかりした戦いぶりだった。いくらチーム力に差があろうが、開始早々から圧倒なんてなかなかできるもんじゃない。まだ体力的にも元気で、格上に一泡ふかそうというモチベーションもある。ある程度は相手のいい時間帯も出来るものである。それをしっかり受け止めた上で失点せず、自分たちのペースで戦い、相手がバランスを崩したところを突いて慌てず加点して、相手の体力、戦意を奪っていく。地味だが安定感ある戦いだった。

加藤監督の指導の下でチーム力を着実に付けてる印象。決して派手だったり、行け行けドンドン的な勢いでは無く、じっくり試合を戦っている印象。少なくとも、昨年よりはドキドキ感が減り、落ち着いて見ていられる。変に浮ついたり、焦らないところがいい。ここ2試合は似たような内容で、手ごたえを感じてるか。ただし、あくまでここまでは想定通りというところ。

来週からは真価が問われます。今の戦いのベースに、何を積み上げて戦うか。楽しみにしたい。結果も含めて。


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2012.4.15全社愛知予選2回戦 FC刈谷ー佐川急便中部 [FC刈谷]

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怪我人が多いとのことだが、それが今はいい方に出ている。(もちろん怪我人は早く戦列に復帰して欲しいが) メンバー構成に頭を悩ます一方、思い切りよく選手にチャンスを与えれることは悪くない。案外、こういう状況から選手が台頭するということも多い。今がチャンスの選手は大いにインパクト残して欲しい。

んで今日の試合。構図としては引いて守りを固め、カウンターを狙う相手を、どう崩すかだったが、先々週の試合より、さらに崩す形は出来ていたように思う。サイドアタックのスピード感や、遅攻では、ピッチを広く使いボールを大きく動かしながら、中央を崩しにかかる動きがあったり、なかなか面白かった。ただ・・・、前半のスコアは1-0。さて、最後の決めるところで決めきれないもどかしい状況。どうする?

フィニッシュの決まる決まらないは、戦術以前に個々の問題。周りはどうするでもない。下手に全体のやり方を代えるのは愚の骨頂。継続あるのみ。後半ともなれば、守ってばかりの相手だって、疲れるし、集中も切れてくるし。強いて言うなら積極性をもっとあげるくらいか。と思ったら、後半も、変わらずいい形で攻めたことで、松葉、阿部と美しい形で得点。1-0ならば、まだ当たっていたGKを中心にしぶとく守っていた相手も、これでもかと攻められ、ついに折れた。

シュートをこれだけ放った試合ってあまり記憶にない。相手は何が怖いって?シュートを打たれることだ。そして常にシュートを狙っている奴だ。

北野、松葉、大石の仕掛けの積極性がよく目立ち、両SBの征矢と小林の精度の高いキックを基点とし、バランスのいい攻撃。そんななか、相変わらずフラビオの動きは謎。ただ、彼がいるとトータルでバランスがよく見えるのは気のせいか?なんか不思議な選手である。個人的にはシュートを放ったり、ドリブル突破するシーンも見てみたいが、そういう選手ではないのか?・・・。要観察(笑)

次週あたりから、骨のある相手が出てきます。リーグ開幕も近づいてきましたので、そろそろ。 


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2012.4.1全社愛知予選1回戦 FC刈谷ー豊田自動織機 [FC刈谷]

陽が出てて暖かいのかと思ったら・・・、寒い。もう4月なんだけどなぁ。近年の異常な気候の変化は色々考えさせられます。全国の気象情報などを見て、他所と刈谷を比べれば、せいぜい、「ちょっと厚着で行こう」とか、「シャツ1枚で大丈夫だろう」など微々たる対応でOKなのでありがたい限りです。みなさん、準備はしっかりと。んで全社愛知予選がスタート。緒戦は織機が相手。

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終わってみれば快勝。カテゴリーの上下での地力を考えればスコアでも圧倒しなければいけないのかもしれませんが、メンバーの組み合わせを変えてみたり、ただ勝利だけを求めるよりも、常に課題を持たせてやっているのはよくわかりました。大量点で圧勝するよりも、先のシーズンを思えば、常に課題が見つかった方が、慢心せずに前向きに取り組めると思います。

印象としては、やや織機のラフプレーに近い激しいプレーが多く、怪我しないか心配でしたが、逆にどう対応していくか見てましたが、スピードと連携を駆使しつつも、大石、北野、鈴木あたりの前線は激しく応戦し球際でも頑張っていました。圧倒的に攻めている時間が長く、決定力はちょっと不満が残りましたが、守備時もユニットとして2,3人で囲みボールを奪うような守備が多く見られました。相手はほとんどシュートが打てるチャンスがありませんでした。

後半に登場した松田、松葉、征矢は攻撃で存在感を見せ、いいアピールが出来たと思います。層が厚くなり、ポジション争いにもいい相乗効果が出てます。心配なのは中山の負傷交代でしょうか・・・。逆に不思議な存在感だったのはフラビオ・・・、いいんだか、悪いんだかわかりません(笑) あのポジションで、あまりボールに触らない選手は見たことが無いので・・・、連携不足なのか、実は”周りの人を使うのが異常にうまい”のか。声はまずまず出てます。まだ様子見です。

順調に、と言うべきか試合を経るごとに、素直にチームの成熟度が上がっている印象です。ただ・・・、まだ骨のある相手とは当たってませんので、本当の勝負はそこからです。


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