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2012.5.19プロ野球セパ交流戦 中日ー埼玉西武 [ドラゴンズ]

別に采配は冴えてなくとも、首位にいるドラゴンズ。エコとは無縁の無駄に塁上を賑わす割には、必要最小限の得点力(結構出てるホームランはソロばかりなり)と、強力な”はず”のリリーフを無駄に使い、終盤に劇場を作りだし、盛り上がる相手ファン。なんか違和感ばかり感じるシーズンですが、今日も懲りずに交流戦初参戦。

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途中までは良かったんですよ。平田が高めの糞ボールをひっぱたいてバックスクリーンに叩き込んだり、”これぞ意表をついた采配”荒木のスクイズと、安心モードだったんです。先発山内はすっかり自信を付けMAXは140キロあるかないかですが、動くボールを低めに集め、三振は少なくとも打たせて取る内容。芯で捕らえても強い内野ゴロだったり、捕えたはずのボールが意外に飛ばなかったり。西武サイドはちょっと困惑してたのではないでしょうか。冴えない三塁手の暴投からのピンチも冷静に切り抜けて7回まで90球ちょいで被安打3の無失点。さらに7回に谷繫の貴重なタイムリーで欲しかった追加点も取って3-0。

んで問題はここから。さらにチャンスで山内に回ると、なんと代打山崎・・・・。4点目狙いって? 

「選手起用にファンサービスは要りません」 

アクシデントでもあったのか?  こういう時に最後まで投げさせらない山内に問題があるのか? いやいや今日の内容で最後まで行かせなかったら、この先完投・完封なんてあるのだろうか? 権藤さんは結構先発を引っ張るおかげで、今年は中田や岩田、山内あたりが頼りになる存在になっている。ならば今日は、山内に最後まで預けてほしかったが・・・。今のリリーフ陣はそれほど信用できないと思うが・・・。

一ファンの戯言、「考えとるわい、バカヤロー!」と言われるかもしれないが、その後の展開が絵に描いたような転落の構図。西武側からすれば、絶対ありがたかったはずの投手交代。長いイニングのリリーフのはずの山井が勝ち試合のセットアッパー? 投げてみなければ、その日の出来がわからない人が? DeNA戦から復活気配のおかわり君をさらに調子に乗せ、コバマサに尻拭いを頼み、最終回もネルソンなら面白いと思ったが、フツーにヤバイ岩瀬。先頭打者を出塁させ三塁まで行かれ、最後の最後、辛くも辛くも逃げ切る勝利劇に、ベンチの山内は何を思ったか・・・。

気持ちよく勝つはずが、最後にまたもリリーフに要らないダメージを追わせた。これでは「ファンと共に」ではなく「不安と共に」です。ちなみに三塁コーチを代えたようですが、「壊れた信号機」が「開かずの遮断機」に変わっただけです。森野のタイムリー・・・と思ったら、三塁を蹴ってホームへ・・・の大島が半分まで来てから慌てて逆戻り・・・。 んで次のベンちゃんが注文通りの併殺打で無得点。ベースコーチについて要らなく騒ぎが大きくなり、皆ナーバスになってます。また交換作業が必要になるかも・・・。

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「今、全然、行けたんじゃないですか?」 「俺、しらね」 なんてことは無いだろうが・・・。

まぁ、山内が本物になりつつあるのが今日の収穫。味方がいらないピンチを作りましたが、それも含めて安心して見ていられる投球でした。そろそろ厳しい要求を課して完全に一本立ちさせてほしいところです。

「ベンチが余計なことをしなければ、普通に勝てる」 とか言われなければいいのですが・・・・。 (笑)


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2012.5.15ACL GL グランパスーセントラルコースト [グランパス]

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「雨止まないかなぁ・・・」と出掛けましたが、結果的には試合中にはほとんど降られず。そして試合は・・・、

”ほぼ完勝”でグループリーグを無事突破。終わってみれば、このグループはさすがACLに出てくるだけあって、好チーム揃いでしたが、タレントの差とプレーの精度、組織力で僅かに他チームを上回っていた印象です。

今日は”ほぼ”純国産布陣。引き分けでも突破決定、さらには土曜日のことも考えたか。逆にセントラルコーストは勝たなければいけない状況だったのですが、その割にはオーソドックスな戦いぶり。パスを繋ぐ事を基本に攻撃を仕掛けるのだが、小気味いいつながりは見せるのだが、ロングボールがどの選手も精度が低く、大きく揺さぶることが出来ず、ボールがチマチマ動くばかりで、なかなかフィニッシュにまで繋がらず。逆にグランパスは闘莉王→阿部のホットライン?を含め、とにかくワイドに縦のスペースに大きく動かしセントラルコースト守備網を揺さぶる。ケネディはいなくとも中央の楔もしっかりと入れ、徐々に押し込んでいった。玉田のFKは壁が割れてGKもびっくり、2点目は綺麗に抜け出したGKと1対1になった藤本の鮮やかなチップキック。セントラルコーストは最初から得点を奪っての勝利狙いで、守備陣は引くのか、プレッシャーをかけガンガンくるのか、位置取りも含めどっちつかずで、これが仇になった。1試合をしっかり戦う姿勢には好感が持てるが、GLの最終戦で結果を求められる戦いとしてはあまりにお粗末なゲームプラン。パスを繋いで遅攻ばかりでシュートの意識も足りない。これでは2点取ったグランパスは後はしっかり守って隙あらば、の展開となり、ほぼ相手に勝ちの目が消えてしまった。

後半は開始から積極的にきたセントラルコーストにやや押し込まれる展開。でも・・・「だったら最初からやれよ」と言いたくなる。結局前半揺さぶられたこと、スタミナを消費し、後半のいい時間帯にも得点できなかった相手を尻目に、玉田、藤本を下げ、若い田口、永井を入れて、スタメンを外れたケネディ、ダニルソンも含め選手の温存にも成功。さらに闘莉王の厄落としのダメ押し弾で完勝。怪我人もおそらく出てないだろうし、えがった、えがった。

オージーのチームのイメージとは真逆の戦い振りだったセントラルコースト。個人的には決して嫌いではありません。体力を前面に出すより、組織力を構築しパスで崩すスタイル。ただ今日はスリッピーなピッチも不利に働いたか。攻撃はのんびりじっくり、守備はグランパスの中心選手をちょっと放置しすぎ。グランパスは手堅い試合運びだが、相手のパス中心の攻撃に中盤がよくプレッシャーをかけ、ミスを多発させた。そして攻撃に出ると、玉田、藤本の技術力の高さが際立った。相手はなんか・・・”駄目な時のどっかのチームのようでした。(笑)

ただ国際試合の予選リーグ突破がかかった試合が、辛くも5000人超の動員ってどうなんでしょう・・・。

この2週間は1抜けなら来週は火曜と金曜のゲーム開催。・・・・野球みたいだな・・・・。仕事終わりはどうしたもんか・・・。


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2012.5.6TSL第1節 FC刈谷ーChukyo univ FC&DRAGONGATE 名古屋大会 [FC刈谷]

GW最終日。なのに、カブりまくりの日程。小出しにしてほしいと思えど、世は自分中心に動いている訳ではない。泣く泣く、地元チームの開幕を優先し、豊スタ回避の、夕方は県体のドラゲー参戦を選択。んで、まずはかえる軍のリーグ緒戦。

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開始前は、学生ボランティアがたくさんいたり、刈谷市長が挨拶しにきたり、ちょっと運営も今年は違うか?本気度が。もっともGW最終日もあるのか、ないのか客の入りはいつもと同じくらい。リピーターさんは結構多いんだが・・・。

前半でウェーブスタジアムを後にしたのだが、結局前半のセットプレーの1点を守り、開幕白星スタート。前週に8-0で大勝したとは言え、学生さんも馬鹿ではない。むしろ、その流れにはならないとは思ったが、開始して雨が降り出し、堅さと妙な慎重さがあった刈谷を、厚めに敷いた中盤で自陣やや低めに守備ゾーンを設定し、そこで囲い込んでボールを奪うと、無駄が多かったとは言え、前線は豊富で思い切りのいい飛び出しで、chukyoが果敢に出てきた。前回の反省もあったとはいえ、足りない組織力を、若さを押し出し体力で補ってきた。

刈谷は庄司の出場停止が予想以上に影響が出て、運動量で後手に回り、キープ力は長けるも、雨で濡れだしたピッチ状態で微妙にパスの精度を欠き、学生の運動量の前に前回ほどの圧倒的支配力は無かった。それでも決定機はいくつも作り出したのだが、この日は最後のフィニッシュが決まらずに、これが苦戦する羽目に。ただ、なんだかんだでセットプレーの1発をモノしにし、守備も失点はせずに前半を1-0で折り返し。

後半は、まぁ微妙な判定もあったようだが、結果としては、そのままスコアが動かず勝利。内容?より勝ち点3で終えたことが重要なのだろう。望んだ展開にはならなかっただろうが、一応好スタート。下馬評に有利不利はあれど勝負事は分からない。リーグ戦は勝ち点を積み上げつつ、慢心・安心が出ない程度の課題があった方が、前に進みやすい。次節は1週空いてマルヤス戦。まずは最初の山場です。

大急ぎで移動し、県体へ。DRAGONGATE恒例のGWの名古屋ビッグマッチ。昨年よりやや客の入りは落ちたが、それでもこのご時勢を思えば十分健闘している。ただ今日の4大タイトルマッチのカードは豪華ではあるが、逆にメインディッシュばかりで重過ぎないか心配だったが、CIMA自らのダメ出しのあったメインはともかく、他はなかなか好試合が続いた。結果等は触れませんが、まぁ「勝者はベルトを手にし、敗者もしっかり面子は守られた」と言うべきが。サプライズは、たまにあるからサプライズ。割と今日は堅かった印象です。

今日思ったことを幾つか・・・、

1.ユニット再編で、逆に世代別ですっきり別れた印象だったが、ジミーズがあれだけ支持を集めるとは。Tシャツを買おうと思ったらなんと完売・・・。そして試合は”地味”だから”ジミーズ”なのだが、6人タッグタイトル戦は明らかに”ジミーズワールド”全開で進みました。まぁ、華には欠けども、あれだけ試合を持たせられ、なおかつキャラが立ち、ファイト内容は高値安定の中堅どころがずらりと並べばこれも必然かと。個人的には腕にヒラヒラをつけ大見得を切る、堀口のポーズに大笑い。見せることを、よく知っています。あと神田の下克上エルボーって結構高く飛んでて説得力十分でした。もちろんWORLD1のスピード感も健在。実は運動能力の高いジミーズとはよく噛み合います。この6人タッグは外れ無しでした。

2.今日のベストバウトは

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シングルはごまかしが効きません。しゃべりはグダグダでも素晴らしいムーブのキッド。外人リコシェも十分に持ち味が出ました。リコシェはサイズはそれほどでもないのですが、手足が長く、技が映えます。不自然な乱闘も挟まず、純粋な攻防で両者ともよく技を受け切りました。ドラゲーでは数少ない”タッグに向かない”選手同士で逆にいいタイトル戦になりました。

3.スワンのなんだこりゃ・・・、

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目当ての市川さんが第1試合に登場も、完全に持ってかれました(笑) 白いコスがスワンです。

4.ゲストにセレブが・・・、

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叶姉妹の妹の美香さん。県体にめっちゃ長いリムジンで乗り付けてやってきました。多分・・・ホントのセレブなのでしょう。そして、あの胸元はサイバーの筋肉みたいに書いたものではなく、本物なのでしょう。

5.終了後のCIMAのマイク。試合を見て私が感じていたことを、全てマイクでダメ出し、キビシー!(笑) なんというか・・・うーん・・・、カードにやや不安もありましたが、やっていた選手も感じていたのでしょうか。総じて今日はヒールサイドが低調。サイバー自体はもちろん、セコンドもどこかチグハグな感じで、CIMAもやりにくかったのかも。リングサイドでガヤ芸人ばりに威勢の良かった戸澤とKZYが途中から急に静かに。やっぱり感じたのか。余談だが、タイトル戦の国家吹奏は君が代のみ。と言うことはサイバーは日本人キャラなんだな? まぁ登場当時とは変わって、今ではバリバリ日本語を話す訳だが。(昔のミラノは普通にイタリア人なのに日本語で話していたが) 低調なヒールユニットで唯一、うざさ全開の問題龍が一番持ち味を出しました。一昔前の間抜けなヒール臭全開。会場全体にしっかり嫌悪感を与えた時点で彼のペースなのです。ファイト内容自体はイマイチですが、いいポジションに収まったなと。

最後に途中休憩で気づいたのですが、一番驚いたのは・・・

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私の母校が、今でもここでバレーボール大会をやっていたことでした。(汗) 気分はVリーガー。


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2012.5.3プロ野球公式戦 中日ー阪神 [ドラゴンズ]

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GWなんて・・・、 ♪大嫌い 大嫌い 大嫌い  大嫌い!! ♪ 

普段の週末と変わらない行動の私としては、突然、駅が混雑したり、おのぼりさんがスタジアムで舞い上がって変な動きをするのに閉口。多少気合は違うかもしれないが、基本的に選手がやっていることは平日だろうと、週末だろうと、連休中だろうと変わらない。 まぁ、観客動員増を目指す球団にとっては、やはり満員はうれしいだろうが・・・。

今日は吉見だと思っていたら、一昨日の報道で、誰かなぁ・・・。予告先発じゃなかったら、逆にワクワクしたんだが、昨日川井と聞いて、「だろうな」 という訳で、川井にすれば、他の先発陣が好調な中、エースの離脱でのチャンス獲得。ある意味背水の陣でしたが今日は・・・・・、”いいんだか悪いんだか分からない”ではなく・・・、”かなりよかった”です。相手の安藤も悪いとは思いませんでしたが、初回の3者三振斬りで調子に乗ったか、用心を欠いて2回に3失点。結果これ以外スコアは動かず。その後のピッチャーが踏ん張ったのと、中日の猛烈な拙攻にも助けられましたが、4回の無死1,3塁のチャンスで4番以下が、内野ゴロすら打てず無得点。これで勝負あったも同然。この3連戦は連続無得点を止めるのが精一杯。いかに打線が当てにならないか。昨年よりは采配はまともです。要は選手の意識の問題。ただ今日の疑問は・・・、「新井の弟ってレフトできんの?」 昨日の同点打の場面も守っていたが、バックホームの意識どころか、内野手のようなゴロ捕球でとても遠投は出来そうにない体勢だったので、テレビで見てて「これって外野手がいないから出てんの?」と思ってました。あれなら金本の方がましです・・・て今日は代打すらなし。桧山も同様。逆に1死1塁で城島が出てきて、「これで内野ゴロ打ったら、目もあてれんなぁ」と思ったら、ショートゴロ併殺打。(笑) あれだけの年棒なら”あぶさん”並みに打ってもらわないといけないところです。そして優良だった両外国人も攻守に粗さが目立つようになり、ダメ外人臭がしてきました。今なら、マートン外してでも金本では?と思いましたし、左対策なら関本先発も面白いのでは?と思いました。

もっとも川井の好投は味方の早い回の援護で余裕ができたこと。緩い球を大胆に使いやすくなり、緩急が冴えました。そして広いナゴドでは少々のコントロールミスでも高くなければ大怪我しないので、ゆったり投げれたことで制球もよかった。相手はしばらくホームランも出てませんし。4回のピンチを凌いだ時点で、完投も期待しましたが、7回でお役ごめん。やはり未勝利だと、体力の他に気持ち的にも疲れるのかなぁ・・・。権藤さんは割りと投手を引っ張るのでちょっと期待しましたが。田島、岩瀬のリレーで浅尾もお休み。そういえば最近鈴木って出番が無い訳だが・・・、というか先発が頑張ってるおかげで、逆に昨年の6,7回に出てきた投手の出番が激減。いいのか悪いのか(笑) 余裕あるうちに、不安定な浅尾をちょっと放牧に出してもいいのでは?

打線は、相変わらず、ヒットは出るが、点には・・・。家に帰ってから知ったが、監督さんが不機嫌で会見を拒否したようです。連勝でも内容に不満があったらしいですが・・・、私は「あんたの作戦に大いに不満です」 塁上をあれだけ賑わし、今日当たった作戦って1つでもあったか? 結果オーライの強攻策、ついでに言うなら、”ばればれ”の作戦も多数。点になったのはブランコの1発と、うまいライトなら取れる直道のライトオーバーでの2点だけ。11安打しながら、あまりに効率が悪すぎです。

一応勝ち負けのかかるプロ野球。いくらファンがいるからと、馬鹿ギャンブラーなみの、山っ気たっぷりの采配ってどうなんだ? あと1点取れば、あっさり今の阪神なんて折れてしまうのに・・・。あっ、わかった・・・、岩瀬にセーブつけるためだ(笑) それほどまでに何故、堅く4点目を狙わないのか?と思うベンチワークでした。

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今期初の生ヒデノリ。代走生還率はかなりのもの。今年の目標は大きく100得点!とゴールデングラブ。自分で100回塁に出るのはかなり難しいので代走稼業に精を出せ! そして新ジャージはただいま注文中。


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2012.4.30全社愛知予選決勝 FC刈谷ーマルヤス工業 [FC刈谷]

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昨年までなら、「あーあ、やっちまった・・・」で終わる試合であった。でも今年のチームはちょっと違うのか?

「最悪の状況から漫画のような逆転劇!!」 この勝利は、ただの勝利ではなく、これまでの試合のパターン、相性の悪さなど、相手に対するネガティブなイメージを全て払拭できるような結果だ。リーグ戦に向けても勢いのつく勝利。

慎重に試合を運んだ立ち上がり、セットプレーでの守備、必要以上に前に出過ぎず、しっかりボールを回しながら、バランスよく両サイドから攻撃を仕掛け、カウンターに対する用心も出来ていた。毎回、守るマルヤス、攻める刈谷の構図から、必要以上に点を欲しがり、ミスから失点、それもセットプレー、のパターンでやられたことを思えば、及第点の前半。

後半になり、ややマルヤスも高い位置からボールを奪いに来たが、奪っても組織で崩すより、サイドアタッカーの個人突破で縦に急ぐ感じでなかなか決定機を作れず。ただ押し込まれることで、刈谷もファウルが増え、後半の中頃あたりから、徐々に試合が動き、庄司が2枚目の黄紙で退場し数的不利となった。ところが・・・、数的有利のはずのマルヤスだが、自分たちでボールを支配し攻撃が出来ず、前半の守勢の時間が長かったこともあってか、運動量が落ち、ルーズボールへの反応が悪く、むしろ刈谷の方が押し込むようになる。ところが・・・、今日唯一のミスというべき、GKとDFが連携ミスで自陣でボールを奪われ、それを繋がれて失点。はっきり言って大チョンボ。それを見逃さないのは、相性の良さか。こうして「いつもの負けパターン」に陥った残り10分。

刈谷劇場はここから幕開け。数的有利のはずが、全く生かせず、ただの引いた”うんこ守り”になったマルヤスに対し、大石が前線で体を張り、交代出場の松田、福谷に高橋も積極的に前に出てきて、一方的に攻め立て、残り5分CKからのこぼれを斉藤が角度のないところから、豪快に叩き込み同点。さらにロスタイム、交代出場の阿部のポストからサイドに展開し、上がったクロスを、阿部がヘッドでこれまた豪快に突き刺し、漫画のような逆転劇。

「なんか、持っているって、こういう選手のこと?」 大きさやキャラは魅力だが、動きがなんか・・・、ユーモラス(失礼) でも得点シーンはポストプレーをして味方に渡すと、きちんとマークを外しゴール前に侵入し見事なゴール。途中出場を自覚し、前線でボールを追い、懐の深さを生かしたポストといい、短時間でアピール。ちなみに同点弾のCKの直前に登場。つまり彼が出てから2点である。(笑)

いつもの負けパターンを崩したのは、刈谷の引いた相手に臆せず、ゴールに向かって仕掛けたことと、マルヤスが数的有利をまるで生かせず、完全に守りに入ったこと。今までは、そもそもリアクションサッカーのマルヤスに今までの刈谷が単純にはまりに来ただけ。失点のミスはいただけなかったが、今日の戦い方を徹底できれば、むしろカモにすることも出来るはず。それほどマルヤスは自分たちから仕掛けての得点力があるわけではないのだから。

ちなみに「おっ」と思ったのは、負けてる場面でのCK。ここで同点に追いつくのだが、加藤監督は前のことより、CKのクリアからのカウンターに対する守備の指示をピッチ脇からしっかり送っていたこと。結構冷静だなぁと感じた・。0-1のままなら何があるか分からない。とどめさえ刺されなければ、勝負は出来る。逆にCKは偶然のゴールもある。出来うる最大限のケアを忘れないところは地味ながら良かった。いろんな意味で準備は大切だ。

今大会は怪我人が多く、監督もメンバー構成に苦労しただろうが、結果的に多くの選手が出場できて、しかも最良の結果。いい意味での競争原理が働き、まとまりもいい。今年は大きく期待できそうである。

ひとつ注文するなら・・・、「審判ともっと上手に付き合おう」 マルヤスの粗いプレーはいつものこと。そしてうまく審判を味方につける。結構小ズルイこと(たとえばボールの位置を前に出す)をさりげなくやったりする。愚直な我が軍ももう少しそういうことを・・・・、いや、そんなことも力ずくで正々堂々押し切ればいいか。(笑) 

おととい、いらいらの糞試合を見せられたが、昨日・今日は気分のいい試合。こういう日があるから、やめられない。


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2012.4.29全社愛知予選準決勝 FC刈谷ーChukyo univ FC [FC刈谷]

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あまりの暑さと陽射しで、家に帰ったら日焼け後がヒリヒリと痛い。寒いと思っていたら、いつの間にかこんなに気温が上がるようになった。最近の天気はおかし過ぎる・・・。

昨年逃した天皇杯予選の出場権もかかる今日からが、新シーズンの本番と捉えていた。相手も東海1部の同じカテゴリーでここまで順調に上げてきたチーム力がどれほどのものなのか?と楽しみに名古屋港に出向きましたが・・・、

「完勝!」 

思っていた以上に出来が良かった。相手が学生チームでまだ4月ということ組織力が足りない分は差し引かなければいけないだろうが、そこそこに体力、個人技等の能力は備えた相手に大量得点の無失点勝利。試合通じて一方的にゲームを支配し、左右バランスのいい攻撃、コンデションが良かったのか攻守に球際での反応が早く、全てに学生を圧倒。前半で勝負を決めた。後半はもっと相手が破れかぶれの攻撃に来るかと思ったが、その”破れかぶれすらさせなかった”。例年なら、こういう試合での多少のポカもあるはずなのだが、隙も与えなかった。もっとも明日に備え、選手温存の手もあるだろうが、交代枠の関係もあり、怪我を抱える選手の兼ね合いもあったか。だが、松田、福谷、高橋の途中出場選手もアピールの場でもあり、決して気の抜けたところが無かった。今年は層も厚くなり、いい意味での競争原理が働いている。見たい選手が多いというのは楽しくもある。

明日の決勝はマルヤス。毎回力で劣るとは思わないが、なんとなく分が悪いというか、してやられる部分が多い。2試合目も見たが、まぁマルヤスらしい勝ち方。内容では蹴球団の方が断然押していたが、勝負所での集中力と、ちょっとの運を手繰り寄せる力が勝敗を分けた。蹴球団にはもったいない試合だった。

今の力関係なら、だいぶ有利に戦えるはず。ただ、今期の序盤からのように”手堅く慎重に”ゲームに入ってほしい。慌てず騒がず、落ち着いて。武器はたくさんあるのだから。


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2012.4.28J1第8節 グランパスーレッズ [グランパス]

なんか急に暑くなりました。今日は陽射しも強く汗ばむ陽気。そしてなぜかテンションが上がる浦和戦。でしたが・・・、客も選手もいらいらばかり募る試合。結果も含めて不愉快な試合でした。

 出来る方のペトロビッチ監督になったレッズは、テレビなどで見ると、試合の出来不出来がそのままきっちり結果に現れる印象。じゃぁ今日は?と聞かれると・・・、「伝統のドン引き守りのカウンター」はしっかり踏襲されてましたが、低い位置でブロックを作り、その割にはプレスが緩く、真ん中は固めてたようですが、かといってでかいDFや強い選手がいる訳でもなく、グランパスがボールを支配し、レッズはカウンターを狙う展開。早く言えば、金が無い中下位チームがやってる守備重視の現実的サッカーを給料の高い選手を寄せ集めてやってる印象。でもあんまり献身的でもなく、攻撃はとどのつまりカウンターの頼りのマルシオと柏木のみ。梅さんがたまーに絡んだ程度。ポポはとりあえず一番前で2シャドーのデコイ役。今月は軍隊サッカー相手や少林サッカー相手の試合を見ているので、それから比べりゃ・・・・。はっきり言えば、こんな相手に、付き合ってモタモタやっているから・・・・。”いつでも取れそう”な気配が漂ってなかったか? もっともレッズDFが棒立ちでびっくりするほどフリーでシュートが打てたり、逆にレッズの攻撃でやばいシーンで平気であさってにパスミスをする姿を見たら、気持ちは分からなくもない。ただ、それなら、徹底的に叩き潰すくらいにやって欲しかった。

そういやスタンドも監督も審判に不満たらたらのようだが・・・、さえない時ほど、他に要因を求めたがる。「自分たちはちゃんとやっているのに・・・」とか思って。たいていゲームのストレスは審判にぶつけられる。前半などはグランパスにも優位に吹いてくれてましたし、見落としもしてくれました。もっともマルシオの不満のぶつけ方が、あまりにも子供じみてて、GWに見に来たサッカー少年には絶対真似してほしくありません。20年たっても、あまり進歩がないリーグだと思われます。

まぁ、そんなクソッタレにしょぼい形で2失点で敗戦なのだから、こっちはそれ以上のクソッタレ。浦和相手に瑞穂で負けるなんて、末代までの恥。これで今期優勝できたとしても価値半減。今の監督になって、なんか浦和にぬるくないか? 今日は不愉快以外のなにもない。

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監督以上にこの人たちが一番腸が煮えくり返ってるでしょう。この人たちのパフォーマンスは決して悪くありませんでした。


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2012.4.22全社愛知予選3回戦 FC刈谷ー名古屋SC [FC刈谷]

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本日はあいにくの雨模様。トーナメントは3回戦、でもまだここまではTMの感覚だ。相手には失礼かもしれないが、ここでFC刈谷が躓いているようであれば、JFL復帰など夢物語。ただ悪コンデションと、名古屋SCはクラブチームだけあって、個の技術は鋭さを感じさせるものを持っているだけに、どういう試合運びをするのか気にしてみていた。あと、これ以上怪我人が出ないことも祈りつつ・・・。

結果から言えば、多少攻められるシーンは多かったが、決定機は与えず。そして前半はじっくり運び、先制点を奪う。前半終了で1-0のスコア自体は物足りなく思うかもしれないが、得点しているところに大きな意味がある。後半は攻撃で前に出ざる得ないが、前半張り切ったことで運動量が落ちた相手を、ボールをどんどん動かしながら支配して完全に押し込み、2点目を奪った時点で、健闘していた名古屋SCも折れた。まぁ手堅く、しっかりした戦いぶりだった。いくらチーム力に差があろうが、開始早々から圧倒なんてなかなかできるもんじゃない。まだ体力的にも元気で、格上に一泡ふかそうというモチベーションもある。ある程度は相手のいい時間帯も出来るものである。それをしっかり受け止めた上で失点せず、自分たちのペースで戦い、相手がバランスを崩したところを突いて慌てず加点して、相手の体力、戦意を奪っていく。地味だが安定感ある戦いだった。

加藤監督の指導の下でチーム力を着実に付けてる印象。決して派手だったり、行け行けドンドン的な勢いでは無く、じっくり試合を戦っている印象。少なくとも、昨年よりはドキドキ感が減り、落ち着いて見ていられる。変に浮ついたり、焦らないところがいい。ここ2試合は似たような内容で、手ごたえを感じてるか。ただし、あくまでここまでは想定通りというところ。

来週からは真価が問われます。今の戦いのベースに、何を積み上げて戦うか。楽しみにしたい。結果も含めて。


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2012.4.18ACL GL グランパスー天津泰達 [グランパス]

なんか、勝つのが当然、相手は格下、みたいな空気だったゴール裏。確かにAWAYで3-0の勝利を上げているとはいえ、天津は決して悪いチームではないし、ましてや国際試合である。結論から言えば、天津はAWAYの戦いに徹し、グランパスは、ケネディと藤本を欠いたとは言え、慎重すぎてホームチームらしくない戦いぶり。それでも玉田がPKを決めてれば、結果よければ全てよし、となったが・・・。いつも言うが、「PKに絶対はありません」。

天津は、やや荒くも、早い寄せを見せる守備や、スピードある突破など、なかなか見所のあるチームなのだが、シュートやクロスなどのフィニッシュに直結するプレーがあまりにお粗末。そして信じられない気の抜けたプレーがたまに出る。今日は、HOME戦でのいけいけドンドンで攻勢に出ては雑なフィニッシュでチャンスを潰し、前がかりになった所で逆に突かれて、芸術的な3失点敗戦の反省もあったか、ラインを上げすぎず、中央を固め慎重に出てきた。グランパスはケネディ不在で前線で基点を作るのに苦心し、藤本不在で、中盤よりも最終ラインでボールを回す事が多く、どちらも様子見の前半。巻投入も攻撃が結局単発だったグランパスに対し、エンジンをかけて前線からプレッシャーをかけて、前に出てきた天津。だが、どちらも終始フィニッシュに繋がらなかった印象。このグループは3試合やって引き分けばかりの団子レース。1つの勝利で大きく優位になるが、逆に1つの敗戦で脱落もありの状況。両チームともリスクは負えなかったか・・・。両チームともに最低限の勝ち点1。ちなみにPK判定は・・・、天津の選手がレフリーに詰め寄る気持ちが分からないでもなかった。

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今日もFWで登場の巻。こういうチャンスに大きな結果を残すのを期待しているが・・・。体を張って頑張っているのは、よく伝わる。あとは結果だけだ。今日はボールに絡むのが少なかった。だが、周りももっと巻を積極的に使っていけば、とも思った。絡めば結構チャンスらしいところまでいっていたのだが。ケネディ不在で、必要以上に地上戦にこだわり過ぎたかな・・・。もっとシンプルな方が巻の良さが出たような・・・・。どちらにしてもケネディが戻るまでは、チャンスはあるはず。ここで結果を残さないと・・・、ホントにDF扱いになってしまうぞ。

まだ4つ巴の団子レースは続く。


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2012.4.15全社愛知予選2回戦 FC刈谷ー佐川急便中部 [FC刈谷]

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怪我人が多いとのことだが、それが今はいい方に出ている。(もちろん怪我人は早く戦列に復帰して欲しいが) メンバー構成に頭を悩ます一方、思い切りよく選手にチャンスを与えれることは悪くない。案外、こういう状況から選手が台頭するということも多い。今がチャンスの選手は大いにインパクト残して欲しい。

んで今日の試合。構図としては引いて守りを固め、カウンターを狙う相手を、どう崩すかだったが、先々週の試合より、さらに崩す形は出来ていたように思う。サイドアタックのスピード感や、遅攻では、ピッチを広く使いボールを大きく動かしながら、中央を崩しにかかる動きがあったり、なかなか面白かった。ただ・・・、前半のスコアは1-0。さて、最後の決めるところで決めきれないもどかしい状況。どうする?

フィニッシュの決まる決まらないは、戦術以前に個々の問題。周りはどうするでもない。下手に全体のやり方を代えるのは愚の骨頂。継続あるのみ。後半ともなれば、守ってばかりの相手だって、疲れるし、集中も切れてくるし。強いて言うなら積極性をもっとあげるくらいか。と思ったら、後半も、変わらずいい形で攻めたことで、松葉、阿部と美しい形で得点。1-0ならば、まだ当たっていたGKを中心にしぶとく守っていた相手も、これでもかと攻められ、ついに折れた。

シュートをこれだけ放った試合ってあまり記憶にない。相手は何が怖いって?シュートを打たれることだ。そして常にシュートを狙っている奴だ。

北野、松葉、大石の仕掛けの積極性がよく目立ち、両SBの征矢と小林の精度の高いキックを基点とし、バランスのいい攻撃。そんななか、相変わらずフラビオの動きは謎。ただ、彼がいるとトータルでバランスがよく見えるのは気のせいか?なんか不思議な選手である。個人的にはシュートを放ったり、ドリブル突破するシーンも見てみたいが、そういう選手ではないのか?・・・。要観察(笑)

次週あたりから、骨のある相手が出てきます。リーグ開幕も近づいてきましたので、そろそろ。 


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