12月18日 ジャパンラグビートップリーグ2010-2011 第11節(1) [スポーツ]
前回の京都に続く、個人的企画”トップリーグ三都物語ツアー”第2弾に参戦。初日はあまりいい思い出のない滋賀県皇子山でのトヨタのゲーム。にしても・・・アルウィン、西京極、
そして皇子山・・・、「結局毎年来るのね」
ジャパンラグビートップリーグ2010-2011 第11節 @滋賀県皇子山運動公園陸上競技場 観衆2310人
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 54-17 NECグリーンロケッツ
あの前半はいったいなんだったのだろう??? 過去の悪夢がよぎりかけたが、後半は見事な”神の手”を使うアイーン祭りでわっしょい!、わっしょい! 終わってみればきっちり勝ち点5。でも今日はボーナスポイントはアイイだけにあげたい・・・。弱気の虫が出まくった前半の呪縛を振り払った個人技は圧巻でした。
織機戦以来のNEC。守備は強いが攻撃は・・・。今日はトヨタが相手で、よく集中した激しい守備で応戦した前半。いつもは冴えない(失礼)印象のバックスの攻撃もロビンスを中心に広く使った攻撃は前半はトヨタを苦しめていた。このところエンジンのかかりの遅いトヨタは反則ギリギリの守備に手を焼き、ミスも重なって完全に自滅モードになりかけていた。NECがもっと得点を出来てれば勝敗も分からなかった。もっとも反則すれすれの守備は前半21分のシンビンを含め、”シンビンが出ても仕方ないくらい接点で激しく”無理やり押さえ込んでいた感があった。当然数的不利や疲労も含め反動は出るだろうとは思ってました。
後半最初のペナルティで得たチャンスにNECの選択はショット。 「ん?デジャブ?」このショットはポストに跳ね返され加点ならず・・・。これで水が流れるかのごとく流れが一気に傾き始める。ギリギリの守備は後半5分にこの日2回目のシンビン。これで後半おそらくねじを巻き直したであろうトヨタの呼び水となる。直後トヨタがPGで逆転すると攻撃に転じなければいけなくなったNECでしたが、傍から見ても手堅く単調なパス回し。そしてそれを狙っていたアイイの神の手がロビンスのパスを掻っ攫い独走のトライで追加点。やっちまった・・・。均衡が崩れた・・・。その後も後衛にこれといった武器が無くFWも疲労が出てきたNECの歯車は完全に狂ったまま。攻守にどっちつかずになってしまったNECは、アイイのトライで呪縛から逃れ、急に奔放になりだしたトヨタのお祭り状態に飲み込まれてしまった。後半だけで7トライ・・・。終わってみれば・・・・。今年ってこんな感じの試合展開よく見るなぁ。
にしても両チーム、よく目立っていたのは・・・、”外国籍選手ばかりなり” もちろん駄目とは思わない。ただ外国籍選手には日本人には無い、なにか”閃き”だったり”鋭さ”そして”勘所での度胸”を感じる。もちろん彼らの活躍の陰に日本人選手がいるのは間違いないのだが、もっと”カッコいい場面”で日本人選手の目立つところが見たい。ふと観客に挨拶に並ぶトヨタの選手の列、アイイ、イェーツ、クーパー、ホップグッドら外国人が隣り合って並んでるのを見て感じてしまった。
下世話だが、NECはあの強い守備とFW陣に負担かけ過ぎ! バックスの奮起を望む。
明日は今期2度目の神戸へ。
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