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1月29日 トップチャレンジシリーズ トップチャレンジ1 第3節 [ラグビー]

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トップリーグはファイナルを残すのみ。今年はどういう訳か?熱心にラグビー観戦に勤しみ14チーム全て1度は見ましたが、この期に及んで、昇格を賭けたトップチャレンジシリーズの花園参戦。地元豊田自動織機が残念にも降格しましたが、果たして、鈴鹿のチームがトップリーグ帰還なるか? あるいはあの永友が監督として率いるキヤノンの初昇格なるか?来期がかかる大一番です。

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トップチャレンジシリーズ トップチャレンジ1第3節 @近鉄花園ラグビー場 観衆3107人

キヤノンイーグルス 32-37 ホンダヒート

ホンダヒート1年でトップリーグ帰還! 最後まで両軍が必死に戦った好ゲーム。キヤノンにも十分勝機はありました。が試合を分けたのは上で揉まれた経験の差か。両チームの応援も社員動員が多く駆けつけ、トップリーグの公式戦とは一味違う花園でした。

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ノーサイドのホイッスルとともに明暗くっきり。あらためてこの試合の重要性を感じる。いいゲームだっただけに敗者が気の毒。これも勝負の世界の厳しさ・・・。

なるべく中立的立場で見ようと、メインの中央付近(トップリーグではちょっと高い席)に陣取ったのですが、座って腹ごしらえをしている間に次々と赤い数の暴力(笑)に囲まれて気づいたらキヤノン応援席の一角に。内心ホンダを贔屓にしようと思っていたら・・・。ところが前に陣取った年配の方々がキヤノンの選手のご父兄。いつしか私もにわかキヤノン応援団に(笑) やはり自分にも経験がありますが、親に応援されるのは選手も照れくさくもうれしいものだと思います。こうしてこの方々と観戦をしました。

はじめて見るキヤノンは監督の永友さんが指導するらしい小気味よくパスを繋ぎ前に出るラグビー。FWが走れるもののやや軽く、とにかくボールを散らしたい感じ。そしてキックはあまり使わずマイボールを大事にします。対照的にホンダはTL時代の”点は取るけど守備がぼろい”からしっかり守備を鍛えなおし、攻撃はSO古屋のいやらしいキックやパス出しからWTB木村の突破力を見せながら、チーム全体でゴツゴツ前に出る印象。FW戦では明らかにホンダに分がありましたが、ボールの支配力はキヤノンな前半でした。キヤノンはちょっと前半から運動量が多く、ホンダがキックを効率的に使っていたので、後半その影響が出そうな感じはありましたが・・・。

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前半は一進一退。ホンダはラインブレイクしてチャンスを迎えても、キヤノンのBKは1対1の局面で好タックルを連発。危ないシーンだが、いい集中力でピンチを凌いだ。一方ホンダは元同僚アリシへの対策は万全だったか、なかなか中央の突破を許さなかった。どちらも前半は慎重にゲームを進めていた。ゆえに一進一退の攻防でなかなか得点差が離れない。

後半も同様の展開。だがやや疲労からキヤノンのミスが出始める。そして両軍のインパクトプレーヤーが目立つようになってきた。キヤノンはこの運動量の低下は織り込み済みだったと思うが、FW戦で優位に立つホンダの圧力で徐々にボール支配率が低下。さらにFW戦に人が割かれることにより、逆にWTB木村にロングゲインを何度か許し、ついに4人選手交代で勝負をかける。が・・・、守勢の展開で持ちこたえていた守備が人が変わったことで位置など微妙なバランスが崩れてしまった。ここが勝負のあやだったか。ただCTB三友の距離。精度ともになかなかなPGでしぶとく加点していたことで、勝敗の行方が最後の最後までわからず、キヤノンの選手も気力を見せて戦ったことで、ホンダにもまったく余裕が無く、プレッシャーはかかっていた。終了間際にCTBレマキのトライで5点差まで迫り、最後のワンプレーまで粘ったが・・・、及ばず!

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ポンちゃんも後半から登場。終了後はうれしそうだった。なかなか人気者なのね。隣は再三、爆発的スピードでロングゲインを見せた木村允彦。昨年の山田(現三洋)、アリシ(現キヤノン)のトリオは迫力ある攻撃を支えたが、一方個人能力に頼りすぎていた。今年の方がむしろチームで彼をよく生かしきっていると思う。

これで来期も東海地区は2チーム。よかった、よかった。だが敗れたキヤノンも捲土重来。なかなか面白いラグビーをしていました。縁あってご一緒させていただいた選手のご父兄の方々、陰ながら応援させていただきます。

んで第2試合。やや消化試合の雰囲気だが、ドコモは選手権出場がかかり、九電は入替戦に向けて状態を上げたいところ。結果はともかく気の抜けた試合など出来ない。

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トップチャレンジシリーズ トップチャレンジ1第3節 @近鉄花園ラグビー場 観衆6215人

NTTドコモレッドハリケーンズ 50-7 九州電力キューデンヴォルテクス

失礼ながら・・・、九電はマジだったのか??? 選手権出場がかかるドコモが磐石の勝利も、九電の不甲斐なさばかり目立ってしまった。怪我人が多い苦しい台所事情・・・とはいえ、スコアは大敗もボール支配ではそれほど差は感じませんでした。が敵陣22メートル近くまで攻め入った要所でハンドリングも含めミスがてんこ盛り。思いっきり決定力不足!SO斎藤玄樹と途中から出たヨハンソンが気を吐いたくらいで、入れ替え戦があるとはいえかなり厳しい内容でした。入れ替え戦に向けて力を温存したと思いたいですが・・・。ドコモは前半の大量リードで余裕の展開。箕内の元気な姿とシオエリの迫力ある突破が目立ちましたが、FWが強く、ミスも少ない。総じて1位抜けは当然と思うほどの充実振りでした。

ドコモの得点は相手のミスからあっという間に・・・という形が多かったのですが、それはやはり接点の強さから激しい守備でボールを奪ったりプレッシャーをかける事が出来ていたから。逆に九電はボールを前に運ぶことはある程度できてます。ただ最後の押し切る力がありません。FBレイサム不在というのもあるのでしょうが、それ以前に22メートル陣では自滅してる感じです。大量失点ですが守備もズタズタにやられたと言うより、ミスから急に攻守が入れ替わることが多く、それに対応しきれないうちにやられてしまう感じでした。これは守備というより攻撃の不甲斐なさに原因があると思います。

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九電も1対1の守備の局面では決して悪くなかった。だが速攻で数的優位をことごとく作られてしまった・・・。

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NO8イオンギ・シオエリの突破。”インパクトプレーヤー”の表現がぴったり。分かっていても簡単には止められない。FL箕内も元気でこの第3列はこのクラスでは反則(笑)

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とにかく決め手が無い九電。外国籍選手は頼りにはなるが、入替戦は2人まで。試合の何処に重きを置くかで起用法も頭が痛い。レイサムは使いたいが・・・。救いはSO斎藤が懸命にチームを引っ張っていること。なんとか彼に援軍を増やしたい。

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第2試合で一番気合を見せていたのは、失点するたびボルテージを上げて応援していた九電の応援団でした。この方々の応援に報いるためにも・・・・。

ドコモは選手権で力試し。九電は失うものは何もありません。とにかく戦力を揃えて、最後のひと勝負にうってでたい。救いは相手のヤマハ。敵地のハンデはありますが、得点力はそれほどありません。守備で奮闘し、少ないチャンスをモノに出来れば・・・。今日見る限りではヤマハ絶対優位は動きません。でも勝負は何があるか分かりません。


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