12月4日 ジャパンラグビートップリーグ2010-2011 第9節(1) [ラグビー]
本日は豊田スタジアムでの最終戦・・・ではなく、上位戦線でのガチンコ対決を見るべく、瑞穂ラグビー場へ参戦! 優勝の余韻に浸るセレモニーもいいものですが、今日の対戦は外せません。
ジャパンラグビートップリーグ2010-2011 第9節 @名古屋市瑞穂公園ラグビー場 観衆4011人
豊田自動織機シャトルズ 17-29 NECグリーンロケッツ
結局はいつも通りだった地元チーム・・・、序盤はイメージ一新かと思ったら、時間が経つにつれやはりイメージ通りだったNEC。最終的には地力の差が出ましたが、なんとも・・・。
序盤はNECが攻勢。FWの強さよりもロビンスを中心にしたバックスの展開が目立ち、15分で3トライ。「おおっ!ちょっとNEC変わったか?」と思いました。逆にいつもながらどっちつかずで後手後手にまわる織機。決して悪くは無いのだが決め手が無さ過ぎる。マリーの閃きもあったし、CTBライトが再三中央を破るなど攻勢の時間は結構あるのだが、せっかく追い上げムードの時間に”嵩にかかる”事ができない。両チームともやや停滞で15分以降は進んだ。
後半も同様。すっかりペース的には織機にうつっているのだが、何処か閉塞感が。そして序盤の鮮やかな攻勢は何処へやらのNEC。いつしかロビンスも消えて完全にFWが守勢でがんばりを見せる姿ばかり目立つようになった。まるで昨年中盤からのチームのように。それでもやはりFWは強い。織機が崩しきれず、もたもたしているうちに逆に終盤にとどめを刺し、ボーナス付きで勝ち点5.逆に織機は痛い勝ち点0。勝てるチャンスが無い訳ではないのだが・・・。とにかく諦めずに折れずに戦って欲しい。まだ残留の目はあります。
ジャパンラグビートップリーグ2010-2011 第9節 @名古屋市瑞穂運動公園ラグビー場 観衆5599人
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 34-28 東芝ブレイブルーパス
駆け引きとか、頭脳戦とかとは無縁の、正面からのごつごつ激しい戦いで今期一番のベストゲーム! 最後はひやひやしたというか王者の最後の底力に”半分は”やられたと思いましたが、どうにか凌ぎきっての勝ち点5。しかし王者もしぶとく勝ち点2。でも結果より、純粋にラグビーの面白さが十分出た試合でした。
試合はトヨタが終始押し気味だったと思います。東芝はトヨタのミスに乗じて追いかける展開でしたが、流れが来た途端にギアが急に変わると、一気に逆転までいくところはさすがでした。ただ誤算は風が強くSOヒルのキックがややぶれていた事。風のおかげか?菊谷の2回のノッコンもあったのですが、この状況はあまりキックの陣地回復をしないトヨタの方が持ち味を出しやすい感じでした。そして両軍とも簡単に突破を許さない激しいディフェンスは見ごたえがありました。そんな中、バックスが終盤以外やや停滞気味だった東芝に対し、トヨタはいいところでCTBイェーツが強くてストライドの大きな走りでなかなか穴が開かなかった東芝を強引にこじ開け2トライを奪ったのが勝因でしょうか。あんまり速くは見えないんだけど、いい位置取りで瞬間のスピードで抜けると後はサイズの差が出ます。このところ勝負所で決定力を発揮し器用に応えてます。
最後のショットのの選択はスタンド見る限りは???でした。確かに決めれば東芝の勝ち点が1つ減るのですが、王者相手に”欲かきすぎ!”と思いました。が・・・、試合後両チームの選手にちらりとそのことを聞くと、ともに当然という答えでした。トヨタも失敗に備えある程度用意していたし、東芝側は「蹴ってくる」と思っていたし、もし外れたら行くぞ、ということだったそうです。にしても長い長いあの6分間。ドキドキしましたがあの緊張感は面白かったです。さすが東芝、ラストプレーで反則も許されない場面で端から端まで攻め込んだのですから。
これで順位は変わらずも、4位と5位はちょっと離れるか。にしてもサントリー、東芝に勝って近鉄、NTTコムに負けてとなんとも面白い星取り勘定。着実に上位下位の実力差は縮まり、油断は出来ないリーグになってきました。
明日は・・・京都遠征です。
カッコいい!興味をそそりますね(^m^)
by フェラガモ バッグ (2013-06-29 06:01)
今日は~^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。
by バーバリーブラックレーベル (2013-07-30 13:15)