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2012.4.14J1第6節 グランパスーコンサドーレ [グランパス]

 先週、本日と豊スタに昇格チームを迎えての2連戦。動員は残念ながら完敗だったが、今年は動員のために積極的に様々な、中にはぶっ飛んだ企画もあるが、趣向を凝らしているし、スタジアムの飲食の充実も含め、すごく努力は感じる。ただ残念なのは・・・、結局は”世間は今はかなり不景気”だということ。ドーム参戦時も感じるが、別にチームの調子が良かろうが、企画が面白かろうが、動員にあまり変化がないのは辛いところ。情報が溢れかえる現代は”人を集める”のが難しい。ホントは何でもLIVEで見た方が、五感で感じることが多くて面白いんだけど・・・。という訳でもないが、決して若くもない肉体に鞭打ち、スタジアムに足を運ぶのだ。

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いきなり、「えっ!」と札幌DF中央を金崎が切り裂き先制。さらに15分の限りなく阿部のゴールに等しいオウンゴールで加点。前半に2点入るのって、今年あまり見てない。これで札幌の戦いぶりを見ると正直、これで決まりかと・・・。

先週の鳥栖の”軍隊サッカー”を見せられた印象があまりに強烈すぎました。札幌も、石崎監督の定評ある”堅実な基礎工事”は感じるのだが、戦いぶりが、個の能力で劣る札幌が王者のような振る舞いのサッカーで名古屋相手に仕掛けても・・・。攻守に総じて中途半端。先に失点した影響もあるのだろうが、どこか曖昧で潔さが足りない。顔ぶれは若干、鳥栖より知った顔が多いのだが、まったく脅威を感じない90分間。あまりに藤本や玉田にプレッシャーがかからず、気持ちよくやらせては勝負になりません。ダニルソンも古巣相手に気合が入ってました。だったら札幌はもっとガツガツやらなければ・・・。鳥栖が”軍隊”なら札幌はさしずめ”自○隊”。組織力や基礎能力はあるが、戦場で相手を攻撃し制圧する技量は持ち合わせていない。サポの諦めず応援する姿勢はよかったが。

付き合った訳ではないのだろうが、名古屋もその後は、”薄給のDFライン”ではどうにも止められない、美しいパスワークから玉田が止めを刺した3点目以外は、負傷明けの選手を出したり、水曜を睨んだ選手交代をする余裕。そして強烈な恨みを買わない程度に終了間際にお土産に1点を渡しながら、きっちり快勝。 なんかのんびり見れた試合でした。そういえばケネディは今日も欠場でしたが、その分、金崎と玉田はいい仕事でした。

今日一番面白かったのは、試合前のイベントの”豊スタの中心で愛を叫ぶ”でした。ああいうところに出て行くと男性よりも女性の方が余裕があって堂々としています。所詮、どんな男でも女の腹の中から出てくるのです。(笑) 面白い企画でしたが、惜しむらくは参加したカップルへの副賞が、”石屋製菓の白い恋人1年分”なら洒落ててよかったのに・・・、札幌戦だし・・・。


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2012.4.8プロ野球公式戦 中日ー東京ヤクルト [ドラゴンズ]

 昨日とはうって変わり、風も無く晴天の中、屋根付き球場に参戦(笑) 逆にこの時期は外の服装を外の天気に合わせて行くとドームは暑いんですよねぇ・・・。おかげでビールもうまく・・・、とはいかず、ずいぶん苦いビールになってしまいました。

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”ファンとともに”もいいですが、選手起用までファンに合わせるのはどうなのでしょう? 昨日の敗戦で連勝が止まったことで、逆に代えるチャンスと思ったのですが・・・。4番はあの方でいいんですか? 両外国人は結果も残してますし、もっとチャンスがあってもいいのでは? しかも危機管理能力の欠如で、守備固めに入れた1番の選手にビッグチャンスが2回巡る不運。しかも不甲斐ない結果。左の代打の切り札を2軍に落としてまで、ドラフト1位の子をベンチに置いて中途半端なチャンスを与えなければいけないのか? 前政権では身体能力だけでプレーし進歩無く、半ば干されていた選手が代走?んで、私の嫌な予感が的中・・・。連勝中でも、どこか違和感を感じていましたが、いい時はいつまでも続かない。打線は間違いなく、昨年より打てます。けど・・・点の取り方は昨年に比べて、大幅にへたくそになりました。ヒットは出るけど点にならない。結局、溜息の回数は変わりません。救いはまだファームも含め戦力はいるということで、そろそろ入れ替えもありです。

今日は2つの印象に残るプレー。ひとつは”反撃ののろしを完全に消し去る”代走東三河の星の珍走塁。さぁ、チャンスというところで、絶対やってはいけないプレー。ただ現監督さん、イメージは堅実な職人肌ですが、采配は意外と山っ気が強い。ヒットエンドランは決まれば大きくチャンス拡大ですが、失敗すると一気に萎んでしまいます。今日の展開あは完全な投手戦。手堅い策で十分です。ヤクルトの積極的な盗塁策に変な対抗心を燃やしたのでしょうか? あのカウント0-2の場面ははっきり言って、素人でも”やってくるだろう”と思える場面です。もちろん東三河の星があっさり牽制に引っかかったのは間抜けですが、バレバレの作戦もどうなのでしょう?  

もう1つは、交代選手の順番がどうなのだろう?と思う中で、代打で出た福田の気持ちいいほどのフルスイング。去年より一段と足を上げるフォームで思い切り強振。他球団を見てもああいうタイプは今貴重です。細かいことを言うより、のびのびやらせる価値があります。(平田もそれで頭角を現してますし) 今日のストレスの溜まる内容の中、あれが一番スカッとしました。

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この方は、今日もらしい投球を見せてくれました。図々しいまでの130キロ台前半のストレートが堂々と炸裂! 年齢がいつも取りざたされますが、間違いなく”重要な戦力”です。ただ・・・、2度目の好投も報われず、なんか昨年のネルソン臭がしてきてます。なんとか早い援護射撃を!

今年は特に投手力の充実と言うか、貧打病というか。セリーグは特に投高打低で、近年、好投手は現れど、強打の若手の台頭がほとんどありません。明らかに野球の質というか、内容が変わっています。中日の前政権の守りの野球による好成績に、他球団が大きく影響され、補強も投手重視、スタイルはディフェンス強化が重視され、チームを構築していることで、ディフェンスを重視してないチームが沈んできている印象です。攻撃も足や小技が重宝され、逆に本塁打が激減しています。この先、その流れをさらに強化するのか? あえて立ち向かい攻撃に重点を置くのか? 中日も含め他球団も興味深いものがあります。でもやたら完封試合が多いのも・・・。どうなのでしょう? あぁ、前回酷評したカープが急に上昇気流に乗り、本日はついに3点以上取りました。そして首位浮上。やるではないか! 昨年の優勝チームのような、「強力投手陣」+「しゃもじ貧打線」でどこまで走れるか?興味深いです。 


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2012.4.7J1第5節 グランパスーサガン [グランパス]

 ACLの中国遠征では”美しいサッカー”がところどころに見られ、ここからは結果も内容も上昇気流に乗るのかなぁ・・・、でもしばらくは我慢かなぁ・・・。今日はジョシュがいない中でどうやるのかなぁ・・・。

”どんな内容でも勝ち点は3!” 唯一の得点シーン。あそこだけは、1対1の個の能力の差が出てしまった。サガンとしては悔やみきれないもったいないシーン。逆にグランパスは・・・、「金持ちが、見つからないように万引きでもしたかのようなゴール」でした。もちろんあの場面でさっと攻守が切り替わったところで、抜け目無く最後にマークを外した永井は、試合通じての前線での体を張った働きといい褒められるべきです。今日のレフリーさんは、試合全般で、よほど肉弾戦がお好きみたいで、寒い中試合を見に来たファンをヒートさせるように気を使ってくれたと思いたいです。でも、個人的にはこういう試合、嫌いではありません。サッカーはひ弱な虚弱体質の輩には出来ないスポーツだということです。

今日に関してはグランパスが、どう?と言うより、かつての韓国のファンタジスタ、ユン・ジョンファン指揮官率いる、サガン鳥栖のハードワークと、徹底された規律、諦めない・折れない心に感心しました。はっきり言って、ずらりと並ぶ知らない名前の選手が、ここまで体を張り、よく走り、まったく臆せずグランパスに立ち向かい、終了の笛が鳴るまで”戦い続けた”のは驚きでした。逆に言えば、お金が無くとも、ここまでのチームを作ることも十分可能だと言うことです。逆に残念なのは、もう少し”高性能の武器”があれば・・・。でも、勝利、優勝、残留・・・結果も重要ですが、こういうハートを感じさせる戦いなら、十分ファンも応援し甲斐があると言うものです。ちょっと鳥栖のサポがうらやましく見えました。貧乏クラブや、弱小クラブにはいいお手本です。

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後半、終始攻勢に出ながらも、決して”玉砕”シフトではない。美しく並んだ4-4-2の包囲網。それに最後まで衰えないハードワークで圧倒的にこぼれ球を拾い攻撃に転じグランパスを追い込んだ。あとはこれに”超弾道ミサイル”や”高性能爆撃機”があれば。最新鋭ではなくとも・・・。でも本当によくやっている。そしてユン・ジョンファン、いい仕事してます。 「弱いチームは鍛えなければいけない」 当たり前の理屈ですが、これを徹底して、選手に実践させることは、実はなかなか難しい。現役時代のプレーのイメージとはずいぶん違いますが、これは真理です。逆にグランパスは”赤い団子作戦”に新たに石櫃も加え、より強固に・・・、とはならず、何度か決定的ピンチを作られるも楢崎の神セーブに救われました。まだまだ赤い団子にも改良の余地あり。

グランパスからすると間違いなく”薄氷の勝利”です。でも勝ち点はMAX3。逆にサガンはこれだけやっても勝ち点0。今の立ち位置はこれが現実ですがサガンには「頑張れ」とエールを送らずにはいられない。そんな試合でした。・・・って、これだけ出来れば普通に残留できると思いますが。

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フェンスの高さが足りず、4つ目のTOSUは出せなかった・・・が、Vリーグなら、”オーバータイム=フォアヒット”になってしまい反則なので注意です(笑)。でもなんかインパクト大。ピカピカの一年生はベタですな。


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2012.4.1全社愛知予選1回戦 FC刈谷ー豊田自動織機 [FC刈谷]

陽が出てて暖かいのかと思ったら・・・、寒い。もう4月なんだけどなぁ。近年の異常な気候の変化は色々考えさせられます。全国の気象情報などを見て、他所と刈谷を比べれば、せいぜい、「ちょっと厚着で行こう」とか、「シャツ1枚で大丈夫だろう」など微々たる対応でOKなのでありがたい限りです。みなさん、準備はしっかりと。んで全社愛知予選がスタート。緒戦は織機が相手。

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終わってみれば快勝。カテゴリーの上下での地力を考えればスコアでも圧倒しなければいけないのかもしれませんが、メンバーの組み合わせを変えてみたり、ただ勝利だけを求めるよりも、常に課題を持たせてやっているのはよくわかりました。大量点で圧勝するよりも、先のシーズンを思えば、常に課題が見つかった方が、慢心せずに前向きに取り組めると思います。

印象としては、やや織機のラフプレーに近い激しいプレーが多く、怪我しないか心配でしたが、逆にどう対応していくか見てましたが、スピードと連携を駆使しつつも、大石、北野、鈴木あたりの前線は激しく応戦し球際でも頑張っていました。圧倒的に攻めている時間が長く、決定力はちょっと不満が残りましたが、守備時もユニットとして2,3人で囲みボールを奪うような守備が多く見られました。相手はほとんどシュートが打てるチャンスがありませんでした。

後半に登場した松田、松葉、征矢は攻撃で存在感を見せ、いいアピールが出来たと思います。層が厚くなり、ポジション争いにもいい相乗効果が出てます。心配なのは中山の負傷交代でしょうか・・・。逆に不思議な存在感だったのはフラビオ・・・、いいんだか、悪いんだかわかりません(笑) あのポジションで、あまりボールに触らない選手は見たことが無いので・・・、連携不足なのか、実は”周りの人を使うのが異常にうまい”のか。声はまずまず出てます。まだ様子見です。

順調に、と言うべきか試合を経るごとに、素直にチームの成熟度が上がっている印象です。ただ・・・、まだ骨のある相手とは当たってませんので、本当の勝負はそこからです。


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2012.3.30プロ野球公式戦 中日ー広島 [ドラゴンズ]

今日は強い雨風に驚きましたが、ナゴド参戦。開幕戦の快勝で中日ファン的には勢いに乗ってというところ、逆に”犬二郎を見守る会”(架空)としては、「しっかりしろよ」とも言いたくなる・・・。今日はバリントンVS川上という”メジャーではパッとしなかった”対決でどうなったかと言うと・・・、

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近年ではなかなか見られない”夢スコア”で中日の圧勝。開幕2連勝は”火中の栗を拾う”監督就任の高木さんには最高の船出となりました。

中日に関しては、昨年に比べれば”ある程度”打てそうな感じです。主力どころに満遍なくヒットも出て、和田以外は上々のスタート。ただ打力が上がったと言うより、昨年に比べ、打っていくにも、何か策を施すにも、全てにおいて積極的で仕掛けが早い印象。早いカウントの狙い球をセンターを中心に狙って”しっかり振って”いることで好結果に繋がっている感じ。変なハーフスイングが激減。そして送りバントや盗塁も初球から積極的です。結果が出ているうちはいいですが、結果が悪くなると”淡白”にならないかが心配。昨年までの”不気味さ”が影を潜め”行け行けドンドン”的な打線にモデルチェンジか? また開幕2試合で本塁憤死が2回あるのも気にはなります。ただ、やっぱりヒットが多く、点が入る方が客は喜びますから、そういう意味では”ファンとともに”を具現化してます。このいい状態を持続し、とりあえず”貧打中日”のイメージが払拭できれば。にしても・・・、井端は”振ればヒット”状態。前任監督の”6番井端”構想が今、花開く。当時はコンデションの問題で結果が出ませんでしたが、今の結果を見れば、やはり適性を見抜いていたのはさすがです。そしてブランコは”初球、遥か彼方へ!”(笑) 山崎4番歓迎ムードに強烈な宣戦布告です。相乗効果・・・、同時起用できないものか・・・。

まぁ中日はいいとこばかり、逆に広島は・・・・、いいところただの1つも無し! 解説者は強力な投手陣をかって期待していますが、現状では・・・、身売りしたところ以下の戦いぶりです。開幕2試合レフトビジターのファンがあまりに不憫です。

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両先発はどちらともいいとは思いませんでした。ただ川上は、緊張もあったと思いますが、”丁寧に””大事に”1球1球投げ、粘り強く、決してゲームを壊さないように投げました。序盤を見て5,6回まで行けばいいかな?と思いましたが、無失点はさすが。球の力は確かに全盛期ほど無くとも、最低限のプロの制球力と注意力、そして粘り腰。球の勢いばかりあってもなかなか勝てない若い投手は見習いなさい。一方バリントンは、逆に不用意にストライクを取りにいった球を積極的だった中日打線にことごとく痛打されました。球の勢いはあるのに雰囲気はのらりくらりといった昨年のいい投球は影を潜めました。凡打も当たりのいいのが多く、昨年前半の中日への相性の良さは完全に消えうせました。そして・・・犬二郎のベンチワークには閉口。 

あの極貧打線では3点が限界。なのにバリントンを完全放置。5点差になったら、”スモールベースボール”もへったくれもありません。さらに追い討ちをかける、チームリーダーの”相手を勢いに乗せる”タイムリーエラー。3番の新外国人は”ちょっといい昨年の中日の45番”程度。孤軍奮闘栗原がもし負傷でもしようものなら、サッカーチーム並みの得点力になりそうです。昨年の中日には打てなくとも”最低限度の得点力”は備えてました。このままでは極貧打線は”強力だろう”と言われる投手陣の重荷でしかありません。大体開幕2戦目で丸が出れるなら、なぜ開幕使わない?何のために昨年辛抱して使った? 広瀬は打撃だけでなく守備でも大きく貢献できるぞ。松山は・・・、オープン戦の結果は鵜呑みに出来ない。期待の”はず”の岩本は、緊張感の無いところで気楽な代打稼業? 打てないチームが何故に嶋を放出? 7点負けてて代打タクロー? 敗戦処理で今村を投げさせてわざわざ”ブランコ地雷を踏んでサヨウナラ”。岸本は早くも連投ですか? 外人3人投手の弊害でバーデンは使えません。で”凶悪リリーバー”サファテとミコライオは使う場面無し。多分準備すら指示無しだろう。恐ろしいまでの負のスパイラル。(笑) 野球に監督評価があるのなら、-10点です。

単純なファンは勝てば全てが楽しい。だが、”武器の使い方を知らない、ほぼ無抵抗”の相手をボコボコに殴って勝っても・・・。今日は正直途中から興ざめしてしまった。プロらしい両軍のせめぎあいを見せて欲しい。カープには。明日もこんな調子だと、完全にお客さんになってしまいます。

ちょっとカープファンには気分が悪いかもしれませんが、期待値とのギャップがあまりに大きくて・・・。ただの野球好きの戯言です。


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2012.3.25J1第3節 グランパスーアルビレックス [グランパス]

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重い・・・、とにかく重い。けが人続出に連戦で、前半はミス連発の上、運動量も無く、最低の出来。やろうとしてることはなんとなく分かるのだが、攻守に動き出しが遅かったり、反応が悪かったり、軽率なミスもあり、いつ失点してもおかしくなかった。状態がよくない中なら、そういう試合のもっていき方もあると思うのだが・・・。だがそれなりの運動量にそれなりの仕込みのアルビは、結局は平井とブルーノ・ロペスのドリブル頼み。楢崎の神セーブもあり、望外の0-0の折り返し。結局、後半、縦に抜けた金崎のドリブルを止めたはずのアルビDFだったが、不運にも金崎の前にこぼれ、さらに幸運も重なり、先制点。高いDFラインが仇になる。さらにケネディのわかっちゃいるけど止められない理不尽なゴールで加点すると、ほぼ勝負あり。アルビのボランチの本間が多分負傷で矢野に代わると、バランスが歪になった上に運動量低下も重なり、中盤でボールが取れなくなり、終始グランパスペースで時間が過ぎた。最後はいただけない失点もあったが、これはご愛嬌か。1番・4番はかなり怒っていたが、あんまりやり込めるのも後で恨みをかう。

冷たい風が吹き寒いし、選手が連戦に悪コンデションでもがんばっているのは分かるが、正直つまらない試合。でも勝ち点は3。優勝を狙うには、こういう試合が増えるのだ。サポも勝利に素直を喜び、内容には目を瞑る。”面白い=強い”とは限らない。この地域の野球チームを見ればわかることだ。

感心したのは、玉田。怪我を抱え、完調でない上にいつもと違うポジション。得点はなかったが、すばらしい技巧で超絶キープを見せ、タメの作れない中盤に落ち着きをもたらす。移籍当初は正直、軽いプレーや独りよがりなプレーも目立ったのだが、今はスピード溢れるドリブルより、逆に広い視野で味方を生かし生かされ、抜け目ない動きと決定力など、30代になり円熟のプレー。苦しいメンバー構成のチームを救っている。怪我人が戻るまでの間、何とか怪我が悪化せず堪えてほしい。そして強行出場な選手が何人もいて、逆に”日本代表”はベンチ。(笑) 別な意味での層の厚さを誇るが13番の選手はアピールが足りないのか? 逆に今日は金崎がいなかったら、ぞっとする展開でした。

花見だよ全員集合!と言いながら花は無く、○木坂46なるグループがまだスカスカのメインスタンドに向かって熱唱?するも・・・、ただ、ひたすら寒さばかりを感じる試合。そんな中でも、得た勝ち点3が後で効くことを祈る。

余談だが、意外なあのチームとあのチームとアルビが開幕3連敗。そして今期ここまで引き分け試合が少ない。毎度言うが、毎年降格する3チームのうち1チームは”意外なチーム”である。さて今年はどうか? 


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2012.3.24プロ野球オープン戦 中日ー東北楽天 [ドラゴンズ]

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本日は今季初のドーム参戦。オープン戦ですから、新加入選手や話題の方が見たいと思っての出陣。開門に選手の出迎えがあったり、試合開始前に新加入選手・コーチの紹介お披露目があって、あらためてファンを意識してのことなのだろう・・・と言うより、そっちが大事なのか? おそらく「勝つことがファンサービス」と言って、実際勝っているにもかかわらず嫌われた前政権の反省を踏まえてのことなのだろう。これで客足が戻り、成績も”そこそこ”なら万々歳だろう、この地域は。余計な金も使わずに済むし。なんか新スタッフにずらりと並んだ中日OBの顔ぶれや、山崎、川上の紹介で客席が大きく沸いたのを見て思ってしまいました。「ストイックなまでの勝利は不要」と。

んで、スタメンは「若手を育てられない」と言われた前政権とはうって変わり、DH含む10人の中で、20代は平田と吉見のみという見事な・・・、ん? 去年とそう変わらんじゃん。(笑) もっとも火中の栗を拾うべく、半ば押し付けられた現監督の胸中を思えば・・・。だが優しいこの方は「雇用機会均等法」を見事なまでに実践。DHブランコ以外は皆1~2打席と守備機会を与えられ、多くの選手が堪能できました。

試合はと言うと、まぁ打つほうは似たり寄ったり。中日のエース吉見と楽天の4・5番手ヒメネスの実力の差がスコアにそのまま出ました。楽天の方もヒットは出て塁上は賑わすもここ1本が出ず。ただデーブ打撃コーチになり、しっかり皆振っている感じで、純粋な打撃力は時間をかけて上がっていくのでは?と思います。もっともヒットをたくさん打つのが目的では無く、いかに本塁に走者を返し得点できるか?が重要なので、その点はどうなんでしょ。

さてベテランがずらり並ぶ打線ですが・・・、単純に山崎がプラス分。だがリーグ戦ではブランコとの併用はできません。山崎が期待に応え打ったところで、ブランコが出れない分がマイナスなら差し引きゼロです。むしろ昨年の成績で自信がついた平田が、追い込まれてもテンぱらず、しぶとくヒットを打ったり、捕手再転向の福田が守備はともかく打撃では期待できそうなところ。あとは・・・森野からやや負のオーラが消えたところか(笑) 昨年並みの貧打線は覚悟の上。しかも顔ぶれが変わらずなら、皆1つ歳をとっただけに経験値は積んでも、肉体的な衰えは進行。ただ今日はチャンスで1塁が空いた状況で0-3から積極的に打ってでて、当たりは微妙ながらタイムリーとなった和田のその姿勢と、同じくチャンスで逆方向に犠飛を放ったブランコと、ただ打つと言うことより、走者を動かそうという意思は感じました。今年も昨年並みのしたたかさを維持できれば・・・。ただ相手のヒメネスが走者なしでは安定も、走者が出た途端別人になったことは差し引かなくてはいけません。でも1イニング4点なんてなかなか見れないものが見れました。

期待の周平クンはチャンスに見逃し三振・・・、でも場数は踏ませたいところです。場数と言えば、ディアスにももっとチャンスを与えて欲しいところです。セ○ル、グ○マンよりは順応性もありそうですが・・・。逆に某紙で評価が高かったソーサですが、こちらは微妙。”ボールが動く”というのは、”狙ったところにいかない”という事なのでしょうか? 正直細かい制球力に欠け、操縦が難しそうな投手です。

いろいろ、過去を刷新して新シーズンに望むようですが、結局昨年とそう変わらない戦いになりそうです。

余談ですが、今日驚いたのは、招待券引き換えの長蛇の列。しかも7割はご年配の方々・・・。私も若くは無いですが、その親の世代の方々が多い。これからの日本の未来のスタジアムを先取りするかのような・・・。席が内野でそういう方とのんびり話しながら見るのもそれはそれで面白かったです。新加入選手紹介で、高木新監督、平野、宇野コーチに一番反応が大きい(笑) 

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最後に・・・、これは森野ではありません。


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2012.3.11トヨタスポーツセンターにて またも [FC刈谷]

たまたま3週続けてトヨスポへ。かえる軍の練習試合。前日のトップメンバーではないが、層の厚いJ1チーム相手のトレーニングマッチで、控えレベルでもかなり骨のある相手。個人的には、どれほどチームとして守備が出来るのか見たいと思った。あまり守れなければ、白い団子作戦もありだと思うが・・・。

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思った以上に守れる印象。個に頼るより、組織で囲い込んでボールを奪うことが、まずまず出来ていた。新守護神水谷も今日は忙しかったが、ファインセーブも多く、やはり頼りになる印象。だが、運動量が落ちてくると中盤が下がりすぎてこぼれ球を拾えず、守り一辺になり、攻撃への繋ぎが出来なくなるのが今後の課題。逆に控えレベルでもJ1チームはそういうところで、引きすぎず、高く位置を保ち、こぼれ球を次々拾っていく。そしてデプスの薄さも浮き彫りになった。全員守備、全員攻撃でチームとして戦うのはもちろんだが、本職DFが薄いのは、怪我人が多くなると、シーズンではやや不安である。

 一方攻撃では、大石が不慣れなCB巻を相手にポストでタメを作り、北野、松葉が積極的に仕掛け、川上のタイミングのいいオーバーラップなど、予想以上にボール支配率も高く、小気味いい攻撃で再三名古屋ゴールに襲い掛かった。大石が幾つかの決定機を決めていれば・・・。だが形は良かった。中山はスピードが時々光るも、やはりJ1レベルのプレーヤーの寄せに苦戦。それでも両翼でバランスよく攻め入ろうという意図は十分感じた。

個人では、北野の積極性が光り、フラビオはちょっと空回り。1対1の局面より、スペースがあるところでなら、面白いプレーをしそうだが。後半からの阿部は、ボールの引き出し方は非凡さを感じたが、もらってからの判断をもう少し速くしたいところ。まぁ練習を積み、周囲とどこまで合わせられるか。松葉はドリブルが光ったが、孤立すると厳しいか。積極的に中に仕掛けて、周囲と近い位置で動ければ。川上は・・・サイドの方が断然いいなぁ。

いつもながら練習試合では結果よりも、どういう意図で戦い、それが達成されたか?、逆に課題は何か?が重要だ。怪我人が多く、思っていたメンバー構成が出来ないなかで、よく戦えてたと思う。スコアは別に気にならないが、チャンスをものにしてスコアしていれば、なお自信がついたと思うが、これでも十分だ。

最近、瑞穂や豊スタで会う方々から、「今年の刈谷は期待できそうだね」と言う声をよく聞く。意外に気にかけてもらっているのだ。公式戦まで、まだ日があるが、しっかり準備してシーズン挑んでもらいたい。

余談だが、昨日のJ1の試合。後半のあれを監督は3バックと言っていたが、某紙は”事実上の5バック”と認定していた。(笑) 個人的に思うのは・・・、「5バックで守るのって、そんなに恥ずかしいことなのだろうか?」 形につまんない見栄張って、間抜けに失点するより、よほどマシだよ。大事なのは形ではなく意思だと思うのだが・・・。そもそも、”魅力的な戦い=攻撃的・積極的”って誰が言い出したのだろう??? 


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2012.3.10J1開幕戦 グランパスーエスパルス [グランパス]

クラブ創設20年目のJ開幕。グランパスが20周年という事は、相手のエスパルスも同じ。そしてあの当時と変わらないエスパルスの応援は天然記念物級の安心感(笑) 敵サポでも口ずさめるほど。変化、革新がもてはやされる昨今、逆に”変わらない”という事だって立派な個性だ。しかも20年も積み重ねているのは尊敬にすら値する。でも今日は”JIROCHO SPIRITS”は見あたらなかったが、忘れてきたのだろうか・・・、残念。あれば今日の内容なら勝っていたかもしれなかった。

やや幸運な形で、水曜の借りを返した阿部。エースがPKをしっかり決めて得た先制点。仕込みも運動量も若さもあるエスパルスに対し、けが人を抱え、さらにACLから中2日でやや動きが重いグランパス。後半途中にダニエルを投入。

「3バック?」 ACLでは微妙だったので心配な訳だが・・・、

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「いや・・・5バックです! しかも1人ダブルボランチ付き!」 あの暗黒時代に一瞬の光明を見出した”赤い団子作戦”20周年で強力に復活! かつての、”人はいるのに不安いっぱい”の陣容から、ボールの狩人がフィルターとなり、最後尾は長年の代表守護神。そして、居並ぶ5人は闘将、大巨人、傭兵と多士済々。実はボール支配はされど、エスパルスはほとんどPA内までは迫れずで、文字通り”虎の子の1点”をしっかり守りきる。

「つまんねぇなぁ」「これでいいんですか?」

「いいんです!」

優勝が至上命題のチームは、こういう試合をしぶとく拾うのです。去年、勝ち点1に泣いたでしょ。後で振り返って嘆くより、リアリストになりきり、思いとは違っても今の最良の結果を求める姿勢です。泥臭くとも、つまらなくとも、得られる勝ち点は最大の3です。これがプロサッカーチーム。もっとも大将は「3バック成功」とでも言い張るかもしれないが・・・。あきらかに”5バック”でした。さすがにこの強力5バックにはエスパルスの小型若手アタック陣も為すすべありませんでした。やろうとしてる意図は良く伝わったんですが・・・。

長いシーズン、良い時ばかりではない。苦しい時にどれだけ我慢して踏ん張りきるかだ。

この状況、週2試合で1勝1分のリザルトは決して悪くない。とりあえず、しっかり休養し、次節に備えてほしい。


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2012.3.7ACL GL グランパスー城南一和 [グランパス]

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今期のシーズン緒戦は、「いつか見た試合」もとい「去年、何度か見た試合」・・・・。終了間際に大きな落とし穴にはまって、勝ち点3がするりと逃げた。「危険な落とし穴は埋めたつもりだったのですが・・・」と大将は言い訳するだろうか?

「あちゃー・・・・」

でもこの試合、なんかどちらも慎重に用心深く、まずはしっかり守って手堅く攻撃・・・、してたはずなのに、落とし穴にはまった失点ばかり。

GKのキックを自陣エリアで阿部が処理し損ねて、そのまま決められて、最初の落とし穴。アウェーで先制し、欲が出たのか、慎重に戦っていた城南一和も、勢い前に出すぎて、上がりすぎたDFラインの裏にボールを通され玉田を明らかなバックチャージで倒しPKを献上し追いつかれ、それを取り返そうとしたわけでもないのだろうが、さらに名古屋陣に攻め入ったところを、ボールを失い、ケネディからのパスで永井が抜け出し、最後は金崎へと絵に描いたような、鮮やかなカウンターアタックで逆転を許す。2回も同じような落とし穴にはまって・・・、と思ったら、最後の最後に・・・。

落胆の大きい緒戦でしたが、練習試合等を見ていると、まだまだエンジン全開には程遠く、怪我人も多く、まぁ、緒戦ドロー結果なら御の字か。ドローの内容はまぁアレだが・・・。どちらにしてもポテンシャルはあるが、まだまだエンジンのかかりが遅いと言うか、スイッチの接触が悪いと言うか。むしろ城南一和の方が出来上がっているような印象だった。後半玉際でファイトし、ボールの動きが速くなり、ある程度形になったのは暖まってきたからか。その弊害とレフリー氏と折り合いが悪かったか両軍黄紙も多かったが。だが前線のケネディは明らかによくない。今日はボールに絡むシーンが少なく、本人の問題か、それとも周囲が意識してボールを入れなかったのか? おかげでサイドチェンジはすれど、中央の攻め手に欠けて、なかなか崩しきれなかった。そして前線の動きを活性化させられる小川不在が特に痛い。収穫は金崎の久しぶりの公式戦ゴール。周囲との連携がイマイチだっただけに、これで上昇気流に乗れれば。あと何故に”日本代表”の13番は出番無しだったのか。

にしても・・・、「ACLよりリーグ戦が大事」と言う客・・・。俺は”Jリーグ優勝”より、”世界3位!(BY日○テレビ)”の方がいいけどな・・・。


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